先日737-800のクラスJに搭乗したところ、いつもと違う雰囲気にびっくり。一瞬A350に乗ったのかと思ってしまう機内の雰囲気。
こちらが従来のクラスJのシート。
こちらが新シートであります。さっそくどこが変わったかレポートをおとどけ。
ポイント1:長年の課題だった「ひじ掛け問題」に終止符?
個人的には従来のクラスJで一番の懸念点だったこちらのひじ掛け。友人や家族で利用する場合は、この両側で一体感のあるひじ掛けで問題ないのですが、知らない人同士だと、カップを置いたり文庫本を置いたり、はたまた肘をドーンとだしてきたりと、せめぎあいに疲弊する場所でもあります。
それが今回の新デザインではこのように中央部にラインが入り、しっかりと「境界」がわかるようになっています。
そしてドリンクサービスのカップホルダーも明確に分けられており、
それぞれが収まりよくなりました!これはとっても使いやすい!
ポイント2:リクライニングボタンや読書灯も改善!
以前のリクライニングボタンはひじ掛けにありましたが、
センターコンソール横に移動。視認性もよくなりました。
もちろんフットレストも完備。
そしてテーブルも大きな改善ポイント!いままではこうして折り畳み式のテーブルでしたが、
このように1枚になり、ドリンクホルダーが別にあるので平らになりました。
すべりにくい素材なのでノートPCを持ち込んでもしっかりホールドしてくれます。
また、読書灯は従来の737-800型機ですと、天井に固定されているため、リクライニングしているときに手元に灯りが来るように調整するのが大変だったのですが、今回はフリーアームに変更されているのもうれしいポイントですね。
ポイント3:737-800初!全席USB搭載
3つ目のポイントは全席USB端子を搭載していること。これは便利ですよね。機内Wi-Fiが主流になる中で、充電できながら利用可能というのは嬉しい限り。
ちなみに3列席の窓側(K席)はこのように1つだけの端子になっておりました。
また、センターコンソール脇に、薄いポケットスペースがあり、こちらにスマートフォンを入れておくことができます。充電する際にも邪魔にならないですよね。
なお、今回のリニューアルにより普通席(エコノミークラス)にもこのようにUSBが搭載されておりました。これも嬉しいリニューアルポイントですね。
ポイント4:ペットボトル持ち込みにも配慮
今回のリニューアルでもう1つ便利になったと思う点がこちらの「ペットボトル対応」。
今までは500mlのペットボトル等を機内に持ち込んでも置き場所に困っておりましたが、今回は前述のカップホルダーにも置くことができます。
また、シートポケットの「マチ」も広くなったので、
こうしてシートポケットに入れることも可能になりましたよ。
いかがでしたか。これで+1,000円だったら大満足ですよね。ちなみに737-800の保有数は62機あるそうなのですが、現在まで更新されたのは4機程度とのこと。最終的には13機をリニューアルするとのことなので、リニューアル機にあたる確率は低いですが、運よく登場できた場合はぜひその付加価値を体験いただければと思います。
参考になれば幸いです。
というわけで、良い旅を!
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