子ども連れで海外旅行に行く際に、悩むポイントの一つとして、
- どのクラスの席を予約したら良いか
ということがあると思います。今回は実際の体験を元に子どもの年齢別におすすめクラスを検証してみたいと思います。
2歳未満はエコノミーもしくはプレミアムエコノミー
2歳から5歳未満の子供連れはビジネスクラスの恩恵を受けにくいかも
次に、子供の運賃がかかる2歳から5歳世代ではどのクラスが良いでしょうか。
結論から申し上げますと
- ちゃんと一人で寝たり、静かにテレビを見たりゲームをしたりすることが出来るようになるまではビジネスクラスは避ける
ことをオススメします。
ビジネスクラスとエコノミークラスですが、料金が圧倒的に違います。
その料金の差はシートはもちろん違いますが、料理やドリンクも種類や質が大きく変わります。
一例ですが、
エコノミークラスのディナー
こちらがビジネスクラスのディナー。
もちろんビジネスクラスの方がワインやシャンパンも充実しております。
ですが、お子様だとキッズメニューをオーダーすることも多いと思いますが、キッズメニューはそれほどエコノミーとビジネスでは変わりません。
こちらがエコノミークラスのキッズメニュー。
こちらがビジネスクラスのキッズメニュー。
写真で見ても大きな差が無い様に感じられます。往復でそれぞれ撮影しているので同一便での比較ではないのですが。
ただ、それを割り引いてもむしろエコノミークラスのキッズメニューのほうが
- 子どもうけ
しそうなメニューであることがわかると思います。
そして何より、子どもがまだ一人で食べることが出来ないと、パパママもゆっくり食事やワインを楽しむ時間が限られてしまいます。
飲みたい銘柄がたくさんあるのに子どもに食事を食べさせてからとお預け状態になることもしばしば。
そして肝心の席も子どもがパパかママとずっと離れないと、こうして空席状態のままでフライトすることになります。
あとは便によると思いますが、
- ビジネスクラスは子連れ搭乗が圧倒的に少ない
こともあまりオススメしないポイントです。
泣いたりしたときの周りの視線が気になる方はエコノミーやプレミアムエコノミーのほうが回りに同じ環境の家族が居て安心できますよ。
その中でも特にプレミアムエコノミーだとパパママのシートもゆったりしているのでオススメであります。
5歳以上はどのクラスでもおすすめ
さて、一人で食事が出来て、眠ることができるようになったら、どのクラスでもオススメです。
予算や目的に合わせてどのクラスでもフライトを楽しみましょう!
個人的には
デイフライトの場合は、エコノミーやプレミアムエコノミーだと家族が並びで座ることが出来るので楽しく過ごすことが出来るのでおすすめ。
ナイトフライトの場合は、ゆっくり寝たい場合はビジネスクラスも選択肢に入れてもよいかもしれませんね。
最後に一覧をまとめておきます。
もちろん上記は筆者個人の体験によるものなので、各航空会社が推奨しているガイドラインではありません。
あくまでも参考としてご覧いただけると幸いです。
というわけで、よい旅を!
●参考記事:
初めての子ども連れ海外旅行 ハワイ編 国際線 10のポイント
3歳以下の小さなお子さま(乳幼児)を旅行で連れて行くときに新幹線と飛行機だったら飛行機のほうが断然ラクな9つの理由
JAL(日本航空) 国際線 プレミアムエコノミーとエコノミー座席との違いを比較してみた
JAL SKY SUITE Ⅲ 777-200 日本航空ビジネスクラスは圧倒的に窓側がおすすめ。
子供の運賃は国内線ですと3歳未満まで無料ですが、国際線は2歳未満まで無料であります。
そして、なんといっても国際線は
ということが一番のポイントであります。
このバシネットが使えるということはパパママがずっと抱っこしてなくてよいだけでなく、多くの席が足元が広い前面が壁になっている席に設置可能になっています。
なので、お子さまだけでなく、パパママも優先してよい席を撮る事ができるわけですね。
プレミアムエコノミーでも同様です。
前がシートになっていると子供がテーブルやモニターをバタバタして前方のお客様に迷惑をかけることがありますが、そういった心配もありません。
そして赤ちゃんを前にしてパパママが横に座って面倒を見ることが出来るのも大きなポイントです。
ちなみにビジネスクラスもバシネットを置くスペースがあるのですが、縦にこういった感じで設置するようになります。
さらに最近のビジネスクラスはエクスクルーシブ感が強化されているので、パパママで一緒に面倒を見ることが難しいレイアウトになっていますので、あまりオススメはいたしません。
ただ、ママと一緒に必ず抱っこして寝る赤ちゃんやお子さまでしたら、最近のフルフラットシートは寝やすいのでとってもオススメです。