石見銀山観光ではまずは「世界遺産センター」に寄ることをお勧めします。

石見銀山世界遺産センターの当時の工法

さて、久しぶりの世界遺産巡りとして石見銀山に行こうとなり、いそいそと。

まずは石見銀山世界遺産センターであります。

受付で入館料を払います。無料ゾーンもありますが、

  • 石見銀山の歴史や間歩(まぶ)について詳しく知りたい→有料ゾーン
  • 石見銀山の観光スポットだけ知りたい→無料ゾーン(ガイダンス棟)

という感じですが、せっかく来たのでしたら時代背景とか予習してから観光するとさらに理解が深まります。石見銀山は風光明媚がウリではないので、実際に街並みを歩くのであれば歴史をしらないと、面白くない世界遺産という印象になってしまいます。最初は私も期待しないで行ったのですが、歴史をしると街並みも違ってみることが出来ました。

というわけで、有料ゾーンから。まずは銀貨の山がお出迎え。(もちろんレプリカですよ)

そして第1展示室から。「世界史に刻まれた石見銀山」として、当時の地理的な関係と、

石見銀山が海外にまで知られていた記録を学びます。

続いて第2展示室では「石見銀山の歴史と鉱山技術」と題して石見銀山の概要や、

当時の工法、出土品が展示されております。

その奥には当時の鉱山のくらしと技術の解説。

しかしこうして改めてみるとこの山の中で銀山を良く見つけたものだと改めて感心します。

鉱床のでき方や、

当時の採掘方法についての解説もありました。

そして石見銀山を巡る領有権を争っていた歴史も。

江戸時代にはこの石見銀山を押さえることはとても重要だったことがわかります。

そして第3展示室では「石見銀山の調査・研究」コーナーがあり、現在までの調査の成果等を展示。

第4展示室は「石見銀山遺跡とその文化的景観」コーナー。VR機器を利用した360°映像コンテンツの視聴体験とドームシアターに映し出される臨場感あふれるVR映像コンテンツにより非公開区域の映像も視聴できるコーナーになっておりました。

ちなみに無料エリアのガイダンス棟には石見銀山の全景のジオラマや、

まちあるきMAPもありますよ。

そして大きな話題になったVIVANTのロケ地のガイドも。

またブラタモリで話題になった大久保間歩のツアーの案内もありました。

お土産も少しだけ売っておりました。

ちなみに混雑時はこちらに車を止めてここからバスで街歩きに行くこともあるそうです。その場合はバス時刻も要チェックですね。

それと街歩きの地図は必ずゲットしましょう。散策にとっても重宝しますよ。

というわけで、良い旅を!

●石見銀山 世界遺産センター
・住所:〒694-0305 島根県大田市大森町 イ1597-3
・電話:0854-89-0183

その他の世界遺産のレポートはこちら。

●石見銀山関連のその他のレポートはこちら。

石見銀山世界遺産センターの当時の工法
龍源寺間歩の旧坑道
Cafe住留(カフェジュール)の牛すじトロトロハヤシ
有馬光栄堂の「げたのは」
石見銀山釜野屋の焼きだんご
石見銀山のカート
石見銀山の街並みは途中まで電柱が埋設されています