函館の観光名所のトラピスチヌ修道院

そしてお土産の定番、トラピストクッキー。

この二つ、観光客にとってはとっても人気のコンテンツでありまして、それがゆえに誤解を生じていることも多々あるようです。
まず、大前提として
「トラピスチヌ修道院」では「トラピストクッキーは売っていない」
ということを知っておくべきでございます。
ちなみにトラピストクッキーを作っているのはお隣の北斗市にある男性修道士がいる「トラピスト修道院」であります。「トラピスチヌ修道院」は修道女がいらっしゃるのですね。
で、トラピスチヌ修道院の手作りお菓子は、ちゃんと院内の売店で販売しておりますので、そちらで購入しましょう。ただし前述のトラピストクッキーは売ってません。

で、
ちょっとそこでうーん、という気持ちになったのは、トラピスチヌ修道院の近くに、市民の森売店というものがありまして、

そこでは何の説明や但し書きもなく「トラピストクッキー」が売っているんですね。

そこまでは観光客の要望もあるから仕方ないかも知れませんが
その値段を見てビックリ。
小で800円、大で1,600円。

ちなみに空港や新函館北斗駅の売店では、

小で734円。

大で1,512円で売っています。

これさー、どうみたってトラピスチヌ修道院にトラピストクッキーを買いに来ちゃう観光客はちょっと高くしてもどうせわからないだろうという魂胆がみえみえなんだよなあ。
そしてさらに駐車場も。
トラピスチヌ修道院はレンタカーを利用して来る方も多いと思うのですが、
そうするとまず見えてくるのがこの景色。

そして近くに行くと徒歩1分とある。

で、運転中にはわからないくらいの大きさで普通車1回300円との表記。
これ、運転中にはそこまで判断できずに誘導されるがままに左折ウインカーをだして駐車するわけです。
ですが、そのもう少し先に行くと、こんな表記が。

そうなんです、ちょっと先に行けば200円で停めることが出来る駐車場が。

べつにそこまでは仕方ないかと思ったのですが、料金を知っている(と思われる)観光バス等の大型バスは料金を同じ1,000円にして、レンタカーユーザーのように料金を知らないユーザーだけ格差をつけるのがなんだかなあと思うわけです。

ちなみにトラピスチヌ修道院自体はとっても素敵な場所でした。この建物ももちろん入ることは出来ず、塀の向こうで寄宿している場所を特別に見学用に開放いただいているとのこと。

マリア様も、

ミカエルさまも、

この修道院のまわりでそんなことがあるなんてしったら悲しむと思います。
まあ、「有名観光地あるある」なんでしょうけどね。
ただ、こちらの施設に感銘をうけたのでしたらトラピスチヌ修道院内の売店でこちらにしか販売していない手作りのお菓子を買うことをおすすめいたします。

というわけで参考になれば幸いです。
よい旅を!
●トラピスチヌ修道院
・住所:北海道函館市上湯川町346
・電話:0138-57-3331
コメントを残す