1ヶ月以上前になりますが、私がいろいろ悩んでいたときに、仕事でタイヘンお世話になっている方から、
- 悩んでいるときに見るといいよ。
といっておすすめしてくれたのですが、そのあとオーストラリアくんだりまで行ったりしてなかなか行く機会がなかったのですが、先週よーやく行くことが出来ました。
それが、
- 興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展
です。
で、
国宝の八部衆像と十大弟子像のうち、現存する14体が史上初めて東京に勢ぞろいするということで、大混雑。
ま、異常なほどにメディアも取り上げたので、その効果のほうが大きいと思いますが、平日の16:00でもまだ50分待ち。
それでも平成館へいそいそ。
思ったより列は長くありませんでした。
ですが、
もちろん中は大混雑。こういった展示会だと「説明パネル」の文字を読む場所にたどり着くのが文字どおり「修羅場」だったりするので、500円払って音声ガイド機を借りることをおすすめします。
ナレーションは黒木瞳さん。その声にとても癒されます。
「声で癒される」って絶対あると思いました。
で、
肝心の展示会はとてもよかったー。
こーゆー展示会って
- 仏像がアクリルパネルに入っていたり
とか
- 3メートル以内には近づけないようになっている
とか、いろいろな制約があるものですが、今回は阿修羅像を含むほぼすべての像が
- 360度どんな角度からも「生」で見ることができる
コトに感動。
そして、
- 向かって左側の唇をかみ締めている阿修羅像の顔
に感動。
さらに、
- こんな大人気の展示会で「生で360度見せる」という展示方法を推進した関係者の皆さんの努力と、会場で阿修羅像の前で必死に声をあげて誘導しているスタッフの皆さんの努力に
さらに感動。
すべてに圧倒されました。
でも
一緒に行った方と話したのは
- 日本人ってこんなに昔から「阿修羅好き」だったっけ?
ということ。
実は今回の企画展は「平成館」で実施されているのですが、
すぐ隣には「本館」もあるわけで、こちらはとってもガラガラ。
でも、本館では
菩薩立像って前から見るとそうでもないけど、
後ろから見るとすごく「くびれ」があるのねぇ、
とか、
十二神将立像の迫力に圧倒されたりとか、
そもそも帝冠様式の代表作とされており、重要文化財にもなっている建物自体に感動したり、その中の正面にどーんとある「大階段」の存在感にやられてしまったりとか、
けっこう楽しめると思うのだけどなー。
ま、常設展示ということもあって、本館は何回も来たことがあるというヒトが多いのだろうけど、それにしてもこの入場人数の差にびっくり。
- 歴史の1ページを堪能する
ということにおいてはどちらも大きな差はないと思うんだけど。
はじめまして。
まだ観に行ってないくちです。
カルティエは観たんですが、私も平日16時に行って50分待ちというので諦めたのですが、入れば良かった…。
>みちいさん
たしか6月7日までだと思いますので
ぜひソレまでに観にいってみてください!
人が多いことを除けば感動いっぱいの展示会ですよ。
上野三昧 その2。
さて、お次は国宝・阿修羅展。 あんだんごさんの記事を見て、 行こうかなー、どうし
国宝 阿修羅展で修羅場をくぐり抜ける
最近忙しくて、世間の動きについていけず、すっかり浦島太郎状態なのですが(汗) なんか上野でやってる阿修羅展がすごいらしいという話を聞き (YASさんもすごいと言ってましたし) しかも6/7で終わってしまうようなので、土曜日にさっそく行ってきました。 …