さて、成田空港近くにある、航空科学博物館に隣接してもう一つの歴史館があると聞いていそいそと。
空と大地の歴史館であります。
入口ではスリッパに履き替えます。
公式サイトに設立の目的が書いてありました。
空と大地の歴史館は、成田空港と地域をめぐる歴史的経緯とともに当時そこに関わった様々な立場の人々の苦悩と想いを正確に後世に伝えるため、2011年6月23日に開館しました。
というわけで、成田空港の歴史を学ぶために見学してきました。
館内の前半は、1970年前後の社会の背景と闘争の歴史です。
こういった歴史を学ぶことが出来るのがこの歴史館ならでは。
ヘルメットをかぶった人たちのバリケード。
まさに当時の歴史を感じさせる横断幕。
ですが、ここから歴史が徐々に変化していきます。
まずは休憩スペース「朝日のラウンジ」でちょっと一息。
力と力の闘争の後に、ようやく成田空港が開港します。
開港当初も反対派の活動がありましたが、円卓会議が開催されるようになり、公開の場で話し合いが持たれます。
そしてまさに拡張をして進化していく成田空港。
いろいろ考えさせられる歴史館でした。
ちなみにこちらのコインロッカーはコイン返却式ですよ。
航空科学博物館の華やかな展示と比べて、じっくりと考える展示が多いですが、合わせて立ち寄りたい歴史館でした。
というわけで、よい旅を!
●空と大地の歴史館
・住所:〒289-1608 千葉県山武郡芝山町岩山113-2
・電話:0479-78-2501
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