別府駅から徒歩約10分程度の場所にある公衆浴場、竹瓦温泉。
一見温泉旅館と見間違えるほどの建物が特徴です。
こちらでは通常の入浴と、砂湯と楽しむことが出来ます。まずは通常の入浴からレポート。
ちょうど誰もいなかったので、撮影の了承をいただいて撮ってきました。
竹瓦温泉の入浴方法
建物に入ってから靴を脱いで、
券売機で入浴券を買います。
入浴料は300円。(別府市民はさらに安くなります)
タオルやシャンプー、カミソリも売っています。
貴重品はコインロッカーに預けましょう。利用料金は100円で、返却されませんのでご注意ください。
ドライヤーもありますが、こちらも100円かかります。
※ここでポイント!
もしタオルを安く手に入れたい場合は竹瓦温泉の向かいの売店でひっそりと売っていますのでそちらを利用するのもおすすめです。
そして暖簾をくぐって浴槽へ。
脱衣場で服を脱いで、
階段を下りて浴槽へ。
ちなみに基本的に「あつ湯」なので、「ぬる湯」がお好みの方は右手奥にある水道水の近くに陣取って、水を出して入ります。その際に先客がいた場合は
「すこし水を入れても良いですか?」
と聞くのがベター。「あつ湯」が好きな方もいらっしゃいますしね。泉質はとてもやわらかく個人的には好きなお湯でありました。
ちなみにお風呂はシャワーの設備もありません。シャンプーをする場合は、浴槽の近くで湯桶を片手に、髪を洗った後に湯船のお湯を汲んで流します。
番頭さん曰く、
「別府で宿泊するのであればここの温泉は入浴だけ楽しんで、髪を洗ったりするのは宿泊先の温泉でどうぞ」
とアドバイスされました。
ちなみになんでこんなに地元の方もいないかというと、竹瓦温泉から歩いて5分もかからないところに、不老泉という公衆浴場があるのですが、こちらがリニューアルされてきれいになり、地元の方はそちらを利用する方が多いようです。
確かに観光客でもなければ日常の入浴では、こういった風情をありがたがることも少ないかもしれません。
竹瓦温泉の砂湯の入浴方法・料金
さて、もう一つの楽しみは「砂湯」です。
こちらの入浴料は1,500円。タオル、浴衣、通常の浴槽の入浴料もすべて含まれております。
なので、先に入浴券だけを買わないようにご注意ください。タオルと入浴料を考えると砂湯代は1,000円を切る価格で利用できるという訳ですね。まずは番号札と浴衣をもらって時間まで待機。
そして時間になって呼ばれると暖簾をくぐって入ります。
こちらで浴衣に着替えて砂湯に入ります。
ロッカーもあります。こちらも100円。返却式ではありません。
そして砂湯からあがるとシャワーも使えますし、シャンプーもあります。あがり湯もあるので、ゆっくり楽しむことが出来ます。
呼ばれてから着替えて砂湯に入って上がり湯でさっぱりして出てくるまで45分もあれば十分です。
お湯から上がったらしばしまったり。
家族で利用される場合、砂湯を一人だけ利用する場合はこちらの湯上りで待ち合わせ。
板の間がひんやりして心地よい感じ。
湯上りコーナーには絵本や漫画、雑誌もあり、こあがりもあるのでゆったりとくつろぐことが出来ます。
また、別府の観光案内のカタログやドリンクの自動販売機もありますよ。
ちなみに2階は公民館になっておりました。
いやー、久しぶりに公衆浴場を堪能いたしました。
別府駅からも近いので、出発まで1時間あったら、駅から移動して着替えてお風呂に入って体を拭いて戻ってきても間に合いますよ。ぜひ利用してみてくださいね。
参考になれば幸いです。
というわけで、よい旅を!
●竹瓦温泉
・住所:〒874-0944 大分県別府市元町16-23
・電話:0977-23-1585
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