「美食恐竜のキッチン」 パシフィコ横浜で開催されている「DinoScience 恐竜科学博」のフードを食べてみたよ

恐竜科学博の美食恐竜のキッチンの恐竜BOX

パシフィコ横浜で開催されている「DinoScience 恐竜科学博」ですが、

展示自体はもちろん素晴らしいのですが、もう一つの興味がこちら。「美食恐竜のキッチン」であります。混雑していなかったのでいそいそと。

オーダー時に代金を払うシステムですな。

メニューはこんな感じ。

そして公式アンバサダーでもある日向坂46の小坂菜緒さんとのコラボメニューもありました。

ここまではフツーなのですが、びっくりしたことに、なんとイートインスペースに「椅子」がありません。

これってさー、主催者側ではなく、どう見ても役所的な観点で感染拡大防止のため飲食をできる環境にしないでほしいって要望があったとしか思えないんだよねえ。

だって、

  • 子ども向けのメニューがたくさんあって、
  • へとへとに疲れて、
  • さあ休憩しましょう。ランチにしましょう。

っていったら子どもも大人も立ったまま食べるっておかしくない?

もしそれが主催者側の判断だったらほんとにおかしいよね。

こーゆーのが根本的に何か間違った対策に見えちゃうんだよね。

未就学児で外食で立ち食いで食べる経験なんてほとんどないし、むしろ「ちゃんと座って食べなさい」っていってるし、なんなら国立科学博物館内のレストランでも椅子に座ってちゃんと食べることが出来るのに、これじゃあ「美食恐竜」なんて名前が浮いてしまうよね。

国立科学博物館のレストラン、ムーセイオンのムーセイオンプレート

そして、食べるエリアのアップ。

マスクのイラスト以外に、花や、写真や、イラストや、メニューや、恐竜のうんちくや、今回のメニューのこだわりポイントといった装飾物は一切ありません。

あるのは、黒い壁に、白い布の仕切り、茶色いテーブルだけです。いまどき日本全国どこを探したって、こんなに「アガらない」イートインスペースはありませんて。

これって、どう見ても、「極力会場内で食べないようにしてください」といった指導的なものがないとここまでひどい造りにしないよね。

美食恐竜キッチンのテーブル

そりゃガラガラなわけだよ。とひとしきり納得。

で、座って食べるにはどこで食べるかというと、会場を出て2階にセブンイレブンがあるのですが、

そこの前にテーブルと椅子があるのでそちらで食べてくださいとのこと。でも一度出ると再入場はできない仕組み。

でもこれもおかしいよねえ。ここもパシフィコ横浜の建物の中だよ。「展示会場内」では感染防止の観点から椅子を置けないけど、「建物内」だったら座って食べて大丈夫ってなんともなあ。ここってパブリックスペースなので、展示会のチケットを購入してなくてもだれでも使えるのだけど、仮にこのエリアでクラスターが発生したら結局非難を受けるのは展示会主催者側じゃないの?これもおかしいよねえ。というか、ここを恐竜科学博する人って、展示会に入る際に検温・消毒・マスク着用をして入って、キッチンを利用する際にも消毒を徹底しているのに、それよりもこちらの2階のパブリックスペースの方がリスクが高いと思うのだけどなああ。

といろいろ言いたいことはあるのですがとりあえず「美食恐竜」という名前を信じてつらつらと購入。

恐竜レッグ 900円。

発掘チーズムース。中に化石を模したチョコレートが入っています。600円。

そしてメインは恐竜ボックス(1,480円)と骨付きソーセージ入り焼きそば(1,200円)。

恐竜BOXは、ハンバーガー、フライドポテト、ナゲット、コーン、ブロッコリー、ケチャップ、チーズ、可食シート。

骨付きソーセージ入り焼きそばの方が、焼きそば、紅ショウガ、錦糸玉子、ブロッコリー、カリフラワー、かつお節、骨付きソーセージ、もなか。

ちなみに利用者には恐竜エッグチョコをプレゼント中。

で、ご案内いただいた通り、2階のセブンイレブンの前で食事をすることに。

ふと思ったのですが、

  • 会場内は感染防止対策のため酒類販売なし、椅子もなし
  • 会場外は椅子もあり、酒類もあり

ということで、コンビニでビールを買って一緒にいただくわけです。

なんか矛盾してるよなあ。

だって、飲食店で感染防止対策のため「椅子をとりはずしました」なんてお店ないでしょ。

これじゃあ、ここまでメニュー構成から一生懸命考えたスタッフが浮かばれないよね。そしてそこで働く人たちも、何百回も「え?椅子が無いの?」って聞かれて困惑しているんだと思うなあ。

値段もお手ごろだし、味もちゃんとしているし、ボリュームもあるだけに、ホントにもったいない。食べる場所だけ何とかならないものかなあと思っております。ともかくまだイベント始まったばかり。対策は十分すぎるほどしておいた方が良いというのもとっても理解できます。関係者の皆様におかれましては苦渋の決断だったと思いますが、これからも陰ながら応援しております。

ちなみに展示自体は冒頭にも書きましたが素晴らしいの一言!

ぜひ皆さんもご覧くださいねー!

●「DinoScience 恐竜科学博」の関連記事はこちら

恐竜科学博のレイン
恐竜科学博のティラノサウルススタン

その他の博物館・展示イベントのレポートはこちら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA