これからの名古屋と大阪間の移動は新幹線じゃなくて近鉄？特急「ひのとり」の快適性がすごい！

2020年にデビューした近畿日本鉄道の特急「ひのとり」ですが、近鉄名古屋と大阪難波を結ぶ路線に投入されております。これが実に快適だったので早速ご紹介。

プレミアム車両は新幹線のグリーン車より快適！

まずはプレミアム車両。新幹線でいえばグリーン車に相当するクラスです。ですが、快適性はまったく違います。シートレイアウトは2列＋1列で、カップル利用でもビジネス利用でも利便性が高くなっております。

読書灯やヘッドレスト、

さらに電動リクライニング。

そしてこのリクライニングが快適すぎる角度なんです。シートピッチが1300mmあり、バックシェルなので、これだけリクライニングしても後ろの方にまったく迷惑が掛かりません。これで大阪と名古屋を移動できるなんて快適すぎます。

さらに最前列を確保できると、こうして前面展望も楽しめます。

鉄分高めの人には最前列をお勧めします。

普通車両も充実機能！

一方普通車両も充実。

こちらもリクライニングしても後部座席に影響がないようにバックシェル構造を採用。

これってどういったときに重宝するかというと、パソコンやお弁当を広げていても前の人がリクライニングして倒れたりするリスクが無いということなんですよね。

さらに中央のひじ掛けも跳ね上げ式かつ、「ひじ掛けどちらが取る問題」が起きないように2つに分かれています。

もちろん全席コンセント付。

そして普通車でも　フットレストもついております。

それ以外にも快適車両ポイントが満載！

そして「ひのとり」には座席以外にも快適ポイントがたくさんあるんです。

まずはデッキ部にあるベンチスペース。こちらはどなたでも無料で利用することが出来ます。

さらにスーツケース等も入れることができるロッカーもあります。鍵もかかるので盗難のリスクも少ないですよね。

さらにカフェスペースもあります。こちらは無人コーナーになっております。車内販売が無くなってもこうしてカフェスペースがあるのは嬉しいですよね。

新幹線と近鉄、あとは料金と時間を比較して選びましょう！

さて、これだけ快適なのに、新幹線よりも安い料金なんです。

●新幹線は名古屋と大阪間6,480円。

●近鉄は近鉄名古屋と大阪難波間4,540円。約2,000円も安いんです。

新幹線グリーン車と近鉄プレミアム車両の比較だと

8,740円と5,240円と3,500円も差がつきます。

これだと車内でいただくお弁当や飲み物を買ってもおつりが来ますよね。

あとは所要時間ですが、こちらはさすがに新幹線に分があります。

新幹線は約1時間、近鉄は約2時間。

ただ、近鉄のターミナルは難波なので、新幹線で新大阪から乗り換えて移動する時間を考慮すると、

ミナミに用事がある方は近鉄の方がコスパが良いかもしれませんね。

参考になれば幸いです。

という訳で良い旅を！

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