久しぶりに勉強法の投稿。
先日、英検5級と4級の試験があったのですが、5歳10か月でダブル合格しました。
この世代で合格するには、子どもの努力が一番大切ですが、親も少しだけサポートが必要です。
そのサポートについて少しだけ書いてみたいと思います。
子どもをいきなり「トリリンガル」状態にしない
我が家はパパママとも英語が苦手なので、直接教えることが出来ません。
なので、直接英語のカードを見せて、
「アップル」
とか親が発音しても、日本語英語の発音なので、むしろネイティブの発音を聞いたときに
- 「りんご」
と
- 親の発音する「あっぷる」
と
- ネイティブの方が発音する「アポー」
の3つを瞬時におなじ「リンゴ」のことを言っているんだと判断しなければならず、これは大人でいえばトリリンガル状態。3か国語をいっぺんに理解しなければならない状況です。
なので、我が家では親はむしろ日本語のみしか話さず、
「子どもの英語のリスニング能力」を妨げないことに注力しました。これで日本語と「ネイティブ英語」の環境を整えたわけです。
「ネイティブ先生」はアマプラとミュージックビデオ
そしてあとはネイティブの先生を自宅に呼んで徹底的にレッスン。
という環境ができればよいのですが、さすがにそれだけ投資するお金がありません。
そこで先生としてお招きしたのが「Amazon prime」と「YouTube」。
Amazonはprime会員になっているとキッズ向けのアニメや映画がたくさん楽しめます。
そこですべて「字幕版」で英語で物語が展開される映画をひたすら自宅で流しておりました。
なぜかハマった映画が「ボヘミアンラプソディ」。特に最後のライブエイドのシーンは毎日何回も繰り返し見ておりました。
あとはテレビでも「チャーリーとチョコレート工場」といった映画とかたまに2か国語放送で放映される番組はすべて英語で録画。「おさるのジョージ」や「機関車トーマス」の子ども向けのアニメもすべて英語で録画して見せておりました。
こうして、自宅では親以外はネイティブ英語という環境になるわけです。
文法や語順よりも圧倒的にリスニング重視
そして、この年代で大切なことは文法よりもひたすらリスニングに特化するということ。
文法なんて日本語もよくわかっていない子どもには教えるのも大変ですし、現在形や過去形の場合や、4級から出てくる「to不定詞」なんて理解できっこありません。
ですが、そういったことがわからなくてもリスニングで英語のシャワーを浴び続けていれば、英検4級くらいのリスニングは理解できてきます。過去問にトライした時の動画がありますので、お時間のある時にどうぞ。
試験18日前から過去問に取り組む。
そして、試験の2週間前になったら過去問に取り組みましょう。過去問に取り組まないと絶対に受かりません。なぜなら、生まれて初めて取り組むマークシートだから。
そこでマークシートに取り組むと、「鉛筆でマークを塗る」ことが楽しくて、一生懸命取り組みます。そこで使ったのが旺文社から出ている過去問題集。過去6回分と最新版過去3回分を1日1回やりました。なので18日前から取り組むとちょうど各試験を2回取り組むことが出来ます。教本も販売していたので買ったのですが、前述したとおり、こちらはあまり使いませんでした。
結果として、筆記は間違いが数問あったものの、リスニングが30問中30問正解で合格!
過去問は当日のリスニングテストのスピードとかにも慣れておくことが出来るので、とても重宝しました。
幼稚園の先生に改めて感謝。
そして何より自宅の環境よりも一番大きかったのは幼稚園。普段から英語で接してくれる幼稚園で、子ども向けにゆっくり話すのではなく、大人が会話するスピードで保育してくれます。決して安い値段ではないですが、幼稚園+子ども向け英語塾の組み合わせよりも学ぶ時間が長いのでお勧めですよ。今は幼児教育無償化もあり37,000円が戻ってくる制度もありますしね。
これから英検を受験する予定の方の参考になれば幸いです。
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