【世界遺産】青森「三内丸山遺跡」へ!復元された縄文のムラを実際に歩いてみました

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青森を訪れたら一度は行ってみたかった場所のひとつが「三内丸山遺跡」です。

三内丸山遺跡は、青森市にある縄文時代の大規模な集落跡。2021年には三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されています。

今回は、復元された建物などが点在する広大な遺跡を実際に歩いてみました。

縄文時遊館から三内丸山遺跡へ

三内丸山遺跡の玄関口となるのが「縄文時遊館」です。

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建物の前には「世界遺産 北海道・北東北の縄文遺跡群」の文字もあり、ここが世界遺産の構成資産であることを実感します。

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館内には案内所のほか、お土産などを販売するショップもあります。青森らしい「ねぶた」をモチーフにした商品や縄文グッズも並んでいて、帰りに立ち寄るのも楽しそうです。

遺跡へ向かうには、縄文時遊館から「時遊トンネル」を通って屋外へ。

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トンネルを抜けて外へ出ると、一気に視界が開けます。

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想像していた以上に広い三内丸山遺跡

屋外に出て最初に感じたのは、その広さでした。

三内丸山遺跡は縄文時代前期から中期、現在から約5,900~4,200年前にかけて長期間にわたって人々が暮らした大規模な集落跡です。

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1992年から本格的な発掘調査が始まり、竪穴建物跡や掘立柱建物跡、大人や子どもの墓、盛土、貯蔵穴などが発見されました。さらに大量の土器や石器、木製品、骨角製品なども出土しています。

現在の遺跡内には、こうした発掘成果をもとに復元された建物が点在しています。

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博物館の展示ケース越しに縄文時代を見るのとは違い、実際の土地を歩きながら縄文時代の「ムラ」のスケールを体感できるのが三内丸山遺跡の大きな魅力です。

さまざまな姿の竪穴建物

遺跡内でまず目を引くのが、いくつも復元されている竪穴建物です。

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地面を掘り込んで床を造った建物で、三内丸山遺跡では茅葺き、樹皮葺き、土葺きという異なる姿の竪穴建物が復元されています。

外から見るだけではなく、中に入ることができる建物もありました。

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入口から中へ入ると、外から想像する以上にしっかりとした空間が広がっています。木を組んだ構造や内部の様子を間近で見ると、縄文時代の暮らしが急に身近に感じられます。

復元された建物を「見る」だけではなく、実際に中へ入って空間を体験できるのは印象に残りました。

高床式の掘立柱建物も復元

竪穴建物とは形が大きく異なる、高床式の掘立柱建物も復元されています。

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地面に柱穴を掘って柱を立て、屋根を支えたと考えられる建物です。三内丸山遺跡では、集落の中央付近などからこうした掘立柱建物跡がまとまって発見されています。

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地面近くに入口がある竪穴建物と比べると、高い位置に床が設けられているため雰囲気はまったく異なります。

ひと口に「縄文時代の建物」といっても、さまざまな構造のものがあったことが分かります。

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大人と子どもではお墓も違った

遺跡を歩いていると、「大人の墓 土坑墓」と書かれた案内もありました。

三内丸山遺跡では、大人と子どもで異なる埋葬方法がとられていたことが分かっています。

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大人は地面に掘った墓に埋葬され、集落東側では道路に沿って墓が並んでいました。一方、子どもは土器の中に入れて埋葬されていたことが分かっています。

建物だけでなく、お墓や道路なども含めて集落が構成されていたことを知ると、ここが単なる「住居跡」ではなく、人々が長期間にわたって生活した大きなムラだったことが伝わってきます。

地下に残された本物の遺構を見る

今回特に印象に残った場所のひとつが、覆屋の中で保存されている遺構です。

現在の地面よりも低い位置に、発掘された状態の遺構が残されています。

屋外に復元された建物を見るのとはまた違い、「実際にこの場所から発見されたもの」を間近で見られることに三内丸山遺跡ならではの迫力があります。

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復元された縄文のムラと、本物の遺構。その両方を同じ場所で見比べられることで、発掘調査から現在の復元へとつながっていることが実感できました。

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約5,000年前の人々が暮らした場所を歩く

三内丸山遺跡の面白さは、一つひとつの建物を見るだけではありません。

広い遺跡の中を自分の足で歩き、竪穴建物や掘立柱建物、お墓などの位置関係を見ることで、縄文時代の集落全体を体感できるところにあります。

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発掘調査では、集落の中心から海の方向へ延びる幅約12m、長さ420mに及ぶ道路跡も確認されています。住居、墓、貯蔵場所などが一定のまとまりをもって配置されていたことも分かっており、当時の人々が大規模なムラを形成していたことが明らかになっています。

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「縄文時代」という言葉だけだと、どうしてもはるか昔の漠然とした世界に感じてしまいます。

ところが三内丸山遺跡を歩いていると、

「ここで人が暮らしていた」

ということが、とても具体的に感じられました。

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世界遺産を「歩いて」楽しめる場所

三内丸山遺跡は2000年に国の特別史跡に指定され、2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界文化遺産に登録されました。

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世界遺産というと、貴重な建物や遺物を少し離れた場所から眺めるイメージもありますが、ここでは広大な遺跡を歩き、復元された建物の中にも入りながら縄文時代の暮らしを感じることができます。

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屋外部分だけでも見どころは多く、時間に余裕を持って歩きたい場所でした。

そして、三内丸山遺跡の魅力はこれだけではありません。

縄文時遊館の中にある「さんまるミュージアム」には、三内丸山遺跡から出土した遺物などが展示されています。

さんまるミュージアム13

こちらについては、「さんまるミュージアム編」として別の記事でじっくり紹介したいと思います。

さんまるミュージアム2

というわけで、良い旅を!

その他の世界遺産のレポートはこちら。

三内丸山遺跡
・住所:〒038-0031 青森県青森市三内丸山305
・電話:017-766-8282