岩手県平泉町にある世界遺産・毛越寺を訪れてきました。

平泉といえば中尊寺金色堂が有名ですが、個人的には毛越寺のほうが「平安時代の空気感」をより身近に感じられる場所だと思っています。

境内へ入ると、まず目を奪われるのが広大な浄土庭園です。
中心に広がる大泉が池は、平安時代後期に造られた庭園の姿を今に伝えるもので、まるで絵巻物の世界に入り込んだかのような景観が広がっています。

訪れた日は快晴。青空を映す池の水面は穏やかで、周囲を囲む杉木立や新緑とのコントラストが美しく、時間を忘れて眺めてしまいました。

境内中央には本堂があります。
現在の本堂は1989年に再建されたもので、堂々とした佇まいが印象的でした。

手水舎には花が浮かべられており、さりげない演出に心が和みます。さらに奥へ進むと、開山堂があります。

重厚な木造建築でありながら周囲の自然と調和しており、木漏れ日の中で静かに佇む姿はとても絵になります。鐘楼では鐘を撞くこともでき、多くの参拝者が順番を待ちながら鐘の音を響かせていました。毛越寺は中尊寺ほど観光客で混雑しておらず、ゆったりと散策できるのも魅力です。

四季折々の景色が楽しめる寺院として知られ、5月には「あやめまつり」、秋には紅葉、冬には雪景色と、一年を通して異なる表情を見せてくれます。

平安時代の人々が思い描いた「極楽浄土」の世界。
千年近い時を経た今でも、その景観を実際に歩いて体感できる毛越寺は、平泉観光ではぜひ訪れてほしいスポットでした。
というわけで、良い旅を!
●毛越寺
・住所:〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
・電話:0191-46-2331






















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