さて、八戸に合掌土偶を見ることが出来る文化財センターがあると聞いていそいそと。
八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館であります。
1階は無料スペース。
2021年に「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界遺産に登録された祝賀ムードにあふれた館内であります。
是川遺跡と泉山兄弟の紹介や、
世界遺産の登録証書、
映像による紹介コーナーがありました。
2階は展示室。
今回は企画展として「食と縄文人」が開催中でありました。
八戸地域の遺跡からみつかった動植物資料を中心に、
北東北に暮らした縄文人の職を紹介する展示。
当時の食生活を学ぶことが出来ます。
一方常設展示室。まずは縄文くらしシアターがお出迎え。
中の展示は従来の展示館のイメージとまったく違う展示。まずは「縄文の美(漆の美)」から。
漆器がこんなにきれいに展示されているなんて!
他にも「是川の美」では土器や土偶、石製品などがきれいに展示されておりました。
土偶の展示や照明もよい感じ。
続いて「是川中居遺跡を掘る」コーナー。
ここでは縄文の謎に迫ります。
土器の制作過程もわかりやすく解説。
そして一番奥に国宝展示室がありました。
いよいよ合掌土偶とご対面。
この1点だけのために見に来る価値がある展示ですな。
発見時の経緯も詳しく解説されておりました。
現在は史跡整備に伴う工事のため、遺跡自体は直接見ることはできませんでしたが、この施設だけでも楽しめますな。
堪能させていただきました。
というわけで、良い旅を!
●是川縄文館
・住所:〒031-0023 青森県八戸市大字是川字横山1
・電話:0178-38-9511
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