さて、東日本大震災での津波の被害を改めて学ぶために震災遺構として保存されている荒浜諸学校に行ってきました。
1階の手洗い場や以前に使われていた玄関から、すでに胸が苦しくなります。
校内の見学は海側から。2階のベランダの柵がその当時の津波の大きさを物語っています。
いよいよ1階の校内へ。
ここが1年1組の教室だった場所。
毎日楽しく授業を受けていた教室がこんなことになるなんて、当時の小学生は思いもよらなかったと思います。
続いて2階へ。このフロアまで津波が来ていたとのこと。
2階にあるロッカー棟には津波が来た跡が残っていました。
続いて4階へ。
4階には防災についての知識を深める展示もたくさん。
また、3.11のドキュメンタリーもありました。
当時の体育館の写真をパネルでも展示。
津波が襲ってきた時間で止まったままの時計の展示もありました。
屋上に行って海の方を見ると、そこには静かな海が遠くに見えました。この海があのような恐ろしい表情に変わるなんて想像もできません。
最後に1階の給食室を見て、平和の大切さと防災について改めて学ぶことができました。
多くの方がいらっしゃっていたのを見て、まだまだ風化させないという強い気持ちを持ちました。
皆様も機会がありましたらぜひ訪れてくださいませ。
●仙台市立荒浜小学校
・住所:〒984-0033 宮城県仙台市若林区荒浜新堀端32-1
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