さて、前回車両編をお届けしましたが、
実は車両以上に素敵なのがおもてなしの数々。さっそく紹介していきます。
お酒と食事のおもてなしに大満足!
まずはビールを飲んで車窓を楽しみます。
続いて利き酒セット。香川漆器で地酒飲み比べ であります。香川漆芸の技法の一つ、蒟醤(きんま)の重要無形文化財保持者(人間国宝)、山下義人さんが作成した酒器でお酒をいただくことが出来ます。漆塗りならではのやわらかな口触りが特徴です。
もちろん食事もしっかり楽しむことが出来ます。今回は大歩危発多度津行なので「おとなの遊山箱」をオーダー。
三段重のお重を並べるとこんな感じ。
ちなみにデザートでオーダーしたチーズケーキも美味しかった。
ちなみに食事を予約していると、琴平駅の専用待合室でフェアウエルドリンクをいただくことが出来ますよ。
奥の黄金の畳でくつろいでくださいね。
景色を堪能!「お手振り」を堪能!
食事と一緒に楽しむのはもちろん車窓です。
吉野川第二橋梁をかぶりつきで楽しむ事も可能。
また、大歩危・小歩危の風景や、
雄大な吉野川を楽しむことが出来ます。
そして行く先々でのお手振りがとっても素敵なんです。
四国はお遍路さん文化があり、おもてなしが根付いているとのお話を聞いたことがありますが、
全力で手を振ってくれる地元の人たちに感激でした。
秘境駅「坪尻駅」を楽しむ!
そして、全国的にも珍しいスイッチバックのある駅、「坪尻駅」にも停車します。ちなみにJR四国には土讃線の新改駅と坪尻駅の2駅しかありません。
さらに坪尻駅には列車か徒歩でしか行くことができないんです。ここから道路に出るには20分程山道を歩かないとならないそうです。観光客以外定期的に利用する人も無くまさに「秘境の駅」です。
今回紹介したおもてなしはほんの一部。こんな盛りだくさんのおもてなしを2時間30分、たっぷりと堪能することが出来るんです。
個人的にも大好きな観光列車の一つです。
参考になれば幸いです。
詳しくはJR四国の公式サイトにてご確認くださいね。
というわけで、良い旅を!
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