7日は台風一過!
と思い、家を出たまではよかったが、藤沢駅に着いて唖然。
「多摩川増水のため東海道線は運転を見合わせています。」
とのアナウンス。
仕方ないので小田急線で新宿までで出る。
新宿に着くと普段は真っ白で何も表示されていない運行情報版が、真っ赤に染まっていた。
ほとんど動いていない!
振替対象路線 27路線なんて初めて見ました。
その後の山手線でも運行情報が23ページ分。各駅の間ですべて表示されない間に着いてしまう。
まあ、台風一過だからねー。
で品川到着。相変わらず東海道線は大幅遅れの表示。
高輪口に降りてみると、京急も「調整中」の表示が。
が、しかし「京急」と「JR」には台風に対する大きな違いがありました。
先述したように、今回の東海道線の運転見合わせ理由は、
「多摩川増水のため東海道線は運転を見合わせています。」
との理由。確かに自宅に帰ってニュースを見るとかなりの濁流である。
しかし、神奈川県から東京都に行くには必ず多摩川を渡らなければ行けない。
で、地図を見てみると、東海道線のほかにも
北から「東急田園都市線」、「東急東横線」、「東海道新幹線」、「横須賀線」、「京浜東北線」、「京浜急行線」が多摩川を渡っている。さらに北上すれば「小田急線」や「京王線」なども多摩川を渡っているのに、今回増水で止まったのは「東海道線」とそこに平行して走る「京浜東北線」だけ。
まあ、上流を渡る各線が止まらなくても河口付近に位置している(つまり海に近い方)東海道線・京浜東北線が止まるのは仕方ないかな、と納得していたら、ミラクル京急はなんと運転をしておりました!
ちなみに東海道線と京浜急行線では京浜急行線のほうが河口に近い⇒つまり上記の私の勝手な仮説はもろくも崩れ去ったのです。
車窓からもお互いが見えるほど、至近距離で平行して走っている「JR」と「京急」。なのに片方は「増水により」運転を見合わせ、何十万人の通勤の足に打撃を与え、もう片方はそのあふれ出た振替乗車組も乗せて川を渡る。
つまり、品川駅でみたJRの「遅れ」表示とそのとばっちりを受けてダイヤが乱れに乱れた京急の「調整中」の表示は、台風という一言だけではかたずけられない大きな背景の違いがあるわけです。
ココにリスクマネジメントの差が見て取れます。
- 事故が起きてからでは遅いので、乗客の安全を考えて見合わせ。
- 乗客を輸送するという使命を果たすために、安全を考えて運転。
まあ、危険水位を測る場所等も違うと思いますので一概には言えないと思いますが、今回は京急の判断は適切だったのではないかと思ってしまいます。
ただ、万が一京急の鉄橋が流されて大事故になったとき、
「なぜJRは運転を見合わせている中で、平行して走る京急は運転したのか」
と大批判やクレームが来ることは必至なわけで、どちらが正しいかというとココはとても難しい。
実はこんなに大ごとではないけれど、ビジネス上でもそういった判断を迫られるときが毎日のようにあります。
- 結果として何もおきなかったから判断が正しかった。
と一概にも言えないし、
- 結果として事故が起きたので判断ミスだった。
とも結論づけられない。
何もおきなかったからその判断で次も大丈夫というわけでもなく、事故が起きたのは100万分の1の確率で、今後そういった極小リスクまでも回避するために新しいチャレンジが何も出来なくなるのが正解というわけでもない。
なんて事を考えながら、2時間30分かけて会社に到着しました。
下記が今日の戦利品。
でも今日みたいに振替が27路線もある日はこの「振替乗車票」で普段乗ることの無いいろいろな私鉄を乗り継いで旅をしてみたいなぁ、という衝動に駆られるのは私だけでしょうか?
まあ、とにかく長い一日でした。
多摩川増水ラーメン食べました
taka:なんとか出社。多摩川増水の影響でJRダイヤ乱れまくり。なんとか出社。多摩川増水の影響でJRダイヤ乱れまくり。(続きを読む)
リスクマネジメント 鉄道各社に見る「多摩川増水のため東海道線は運転を見合わせています。」 との…
朝日チャレンジC
続きまして阪神11レース朝日チャレンジC 芝2000M
から4頭
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ははずします〜
↓に紫苑ステークス書いてます〜
それではまた明日〜see you soon
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