そーいえば歌舞伎座がなくなるんだよなー。
で、なくなる前に歌舞伎を見に行こう!
って考えている方っていると思うわけです。
ですが、たぶんこんなに
- 席による価格差
がある観劇ってほかに無いんじゃないかしら。
って思うくらい値段の差があります。
1階の桟敷席は17,000円。
で、
4階の一幕見席は演目によっては1,000円以下でも見ることが出来たりします。
というわけで、
歌舞伎座さよなら公演記念、
「一度は歌舞伎座で見てみたい!」
という方に向けておくる、
席別見え方ガイドをお届けします。
まず、1階席(1等席)。15,000円。16列目以降は2等席で11,000円になります。
1階の1等席からの見え方はこんな感じ。息遣いまで堪能できます。
向かって左手には「花道」もあります。
たぶんこのあたりに座って花道での「見得」を見るのは相当な迫力だと思います。
というわけで一番のオススメは、このあたりかなー。
で、
さらに横には桟敷席があります。17,000円。
席は畳と座椅子の組み合わせ。足は掘りごたつのように下に下ろすようになっています。
お弁当やお茶をゆっくり食べることができるテーブルもいい感じ。
きっと、こういった席だと演者の手先の繊細な動きまできちんと見ることが出来るんだろうなー。
ちなみに2階にも桟敷席があって、こちらは前列が15,000円、後列が11,000円で楽しむことができます。1階よりちょっと安い設定ですね。
で、
2階席へ。前方7列目までは1等席15,000円。8列目以降は2等席11,000円。
2階席になるとこんな感じで舞台を「見おろす」感じ。
1階から見るアングルとはかなり違いますが、
最前列だと見やすいかもしれません。
で、
3階席からだとこんな感じ。4,200円と2,500円の席があります。
これは、3階席前方なので4,200円の席ですね。
で、見え方もそうですが、座席の「列ごとの傾斜」が2階と3階ではかなり違います。
2階はゆるやかですが、
3階はこんな感じ。日本武道館なみ。(笑)
確かに3階B席だと花道もほとんど見えません。値段がここでガクンと下がるのもわかる気がします。
まそれでも気軽に楽しむことができる価格帯なので、普段の観劇にはいいかも。
で、
「一幕見席」はその上になります。
↑この「青」で囲った部分ですね。
ここからだと、こんな感じ。
かなり遠いですし、花道もほとんど見えませんが、映画料金程度で歌舞伎を楽しむことができますー。かってしったる通いなれたヒトと、とりあえず初めてきましたというヒトが入り混じっている不思議な席。
つまり手軽に楽しむことが出来るわけです。
そんなわけで、
席によってアングルはまったく違いますが、
どこの席でも「楽しむこと」が肝要ですね。
あとは、
イヤホンガイドもオススメですよ。
それから、
歌舞伎座の外にも
中にも売店があって、
食事も歌舞伎の楽しみの一つ。
ただ、
お茶だけは外のほうがやすいのでそこだけお気をつけあれ。
よい歌舞伎観劇を!
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