前回の記事で、
●国営ひたち海浜公園にコキアやネモフィラを見に行くときに、茨城交通とひたちなか海浜鉄道、どっちが便利?
という記事を書きましたが、
今回は到着して入園してからのおすすめ交通手段をご紹介いたします。
ひたち海浜公園はとっても広い!
なぜ園内での交通手段が必要かというと、理由は簡単。「広い」から。その広さは総面積が350ha。
いわゆる東京ドームと比べると約76個分になるそうです。
その広さは園内に「大草原」という見渡す限りの芝生エリアがあることからもわかります。
なので、海浜口からコキアを見に行くにも徒歩10分から15分くらいかかります。
もちろん歩いて回るのもよいのですが、海浜口から西口まで歩くだけで30分くらいかかります。そこで移動できる手段を考えてみました。
シーサイドトレインは老若男女に大人気!
基本的にはシーサイドトレインを利用する方が多いかと思います。
また、期間限定で西口からコキアやネモフィラを楽しめる「みはらしの丘」まで直行便もあります。
ただ、通常ルートに関しては
- 本数が限られている
- 反時計回りの運行のみなので、逆側に戻るには大きく1周しなければならない
- ピーク時には乗車の際に長蛇の列ができる
というわけで、ちょっと移動に制約があります。
そこでおススメはレンタサイクル。園内の各ゲート近くにあります。
ひたち海浜公園のレンタサイクルはとってもリーズナブル。
実際に自転車を借りてみました。まずは料金。3時間で450円ととってもリーズナブル。電動アシスト付きもありますが、園内は多少の坂があるだけなので、通常の自転車でも十分楽しめます。
子どもは250円。補助輪付きも補助輪無もあるので、体と習熟度にあった自転車を選ぶことが出来ます。
タンデム車(2人乗り)もあります。ちなみにこちらの料金は大人2人分かかります。
普段はあまり乗る機会がない自転車でしたので、今回はこちらを借りることにしました。
ひたち海浜公園は自転車専用道が完備!
そして一番の大きなポイントは「自転車道」と「歩道」が明確に区別されていること。
多くの観光客が訪れる「みはらしの丘」に向かう道でも歩道と自転車道が分けられているので、自転車も歩行者も安心して利用できます。
また、それぞれのエリアには自転車置き場がきちんとあって、自転車を停めて観光も可能です。
「みはらしの丘」のふもとで自転車を停めた後は歩いてコキアを鑑賞。
そのあとは自転車で移動してローズガーデンや、
遊園地エリアやアスレチックエリアに移動して楽しむなど、家族の都合に合わせていきたい場所に気軽に行けるのもポイントです。
ひたち海浜公園の自転車道はとっても快適!
先ほど自転車道と歩道が明確に分けられているとお伝えしましたが、自転車道だけを1周するだけでもとっても楽しめるコースなんです。子どもも久しぶりにたくさん自転車に乗ることができたので大喜びでした。ちなみにヘルメットも借りることが出来ます。
歩道の下をくぐるトンネルや、
両側に花が咲いているエリアなど、
自転車ならではの景色を楽しむことが出来ますよ。
なので、普段は乗らないタンデム車といった自転車で楽しむことも可能なんです。
混雑エリアから空いているエリアの移動も楽々
また自転車だと、移動が楽なので飲食するエリアも選ぶことが容易になります。今回は見晴らしの丘に出ていた屋台を利用。
ここの揚げたての揚げパンはおすすめ。「揚げたて」の名前の通り、オーダーが入ってから揚げてくれます。
ココアはバンホーテン使用。本格的な揚げパンです。
また、その隣の屋台でお勧めはトンテキ丼。焼きそばやポテトフライは作り置きですが、
トンテキ丼はオーダーが入ってからポークソテーを焼いてくれますよ。
牛すじぶっかけ飯とご一緒にどうぞ。
ひたち海浜公園で自転車を借りるときのポイント。
ひたち海浜公園で自転車を借りるときのポイントですが、
- 借りたゲートで返す
というのが大原則です。
なので、西口からあるいて海浜口まで行ったけど、帰りは疲れたので自転車で西口に帰るといった利用はできません。
また、ここが一番のポイントですが、
- 園に着いたらすぐ借りる
ということがポイント。
自転車を借りるかどうかは歩いてみてから考えよう、と思っても
入口付近にしかサイクルセンターがありません。
なので「みはらしの丘」付近まで歩いてしまうと、帰りは歩きかシーサイドラインしか選択肢がなくなりますのでお気を付けください。
参考になれば幸いです。
というわけで、良い旅を!
●ひたち海浜公園のアクセスレポートはこちら。
●ネモフィラを見に行った時のレポートはこちら。
●ひたちなか市周辺のグルメレポートはこちら。
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