先日、藍よしのがわトロッコに乗車した際に、阿波池田駅到着後ご参加いただけるまちあるきツアーがあると知って阿波池田駅にいそいそと。
「池田の歴史と大地のつながりを知るツアー」と銘打って、みよしジオガイドの方がご案内していただけるんです。
今日のツアーテーマは「池田に刻み込まれた台地と人の暮らし」。
さっそく駅前バスターミナルまで移動。
当時の駅前の様子と比較して説明いただけるのでとってもわかりやすい。
そして阿波池田といえば、池田高校!そして蔦監督!こうして駅前に記念碑があるのねえ!さすがです。
当時は蔦監督は野球部の生徒を自分の下宿に住んでもらって寝食を共にしていたそうな。
そして昔、たばこが官製になる前にあったたばこ工場。
その跡地にフレスポがあるそうです。
そして交差点には「池田町サラダ」の文字が。これ、れっきとした町名だそうです。こういったこともガイドさんがいないと見落としてしまいますよね。一説によると「更地の田んぼ」から「さらだ」になったらしい。
というわけで、実はここまでは前座のようなもの。
ここからが本題で池田町市街地を歩こう。ということで、ブラタモリでタモリさんが好きそうな地形図が出てきます。これを参加する側はタモリさんのようにふるまっていろいろ解説を聞くことができるという仕組み。(もちろんタモさんほど造詣が深くないので、ひたすら聞いて感心しているだけですが。そういったいみではアシスタントの立ち回りかも)
ここからは、参加されてからのお楽しみということで深い解説をせずに写真とシンプルなテキストでお届け。詳しくはぜひ参加して聞いてみてくださいな。
まずは武家門。
そしてたばこの後に三好町の産業を支えた酒蔵。
今小町。
実は有形文化財だったりします。
煙突も神々しい。
そして池田といえば「うだつ」。この辺りではまだまだたくさん見ることが出来ます。
お寺を横目に
少しだけ中を覗いてみました。
神社。
そして「うだつ」と並んで「むくり屋根」が有名。2階部分の屋根が反っているのがわかるかな?
旧伊予街道。
杉玉のある家もありました。
橋を渡って、
この高低差が本日のジオ的なハイライト。
ここからは吉野川も一望できます。
昔橋を架けようとして中断した橋脚も見えました。
ここでもちゃんと解説をいただきます。
現在の街道。
諏訪神社。
その先の通りで地層が違う証拠がたくさんあります。ヒントはこちらの岩。
それにしても素敵な家ですな。
たばこ資料館。
今回は時間が無かったので庭園だけ少し拝見させていただきました。
そして商店街に戻ってきて、
阿波池田駅にゴール!
いやー、楽しく「まちあるき」をさせていただきました。
若かりし頃だったらレンタカーを借りていろんな観光地に行くんだろうけど、こうして一つの街をじっくり探索するのが楽しい歳になったんだなあと実感。
ちなみにこちらのツアーは「藍よしのがわトロッコ」列車の運行日の13:10から開始されております。参加費用はお一人様1,000円。事前予約制ですが、空きがあれば当日参加も可能とのこと。
ガイドの皆さん、今回は大変お世話になりました!
というわけで、よい旅を!
●参考記事:
【藍よしのがわトロッコ】おすすめの席や楽しむポイント、車内販売等を一挙紹介!
【日本一のトロッコ】JR四国の藍よしのがわトロッコのボックス席で楽しむためには注意が必要です!
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