小田急線・海老名駅のすぐそばにある「ロマンスカーミュージアム」に行ってきました。
小田急といえば、やはり「ロマンスカー」。
子どもの頃から憧れていたという方も多いのではないでしょうか。
ここでは歴代のロマンスカーを間近で見ることができるだけでなく、新宿から小田原・箱根までを再現した巨大ジオラマや運転シミュレーター、子どもが遊べるエリアなども用意されています。

さらに2026年3月からは、白い車体で人気を集めたVSEも一般展示に加わりました。

鉄道ファンはもちろん、家族でのお出かけスポットとしても楽しめるロマンスカーミュージアム。今回は館内をじっくり見て回ってきました。
海老名駅のすぐそば!ロマンスカーミュージアムへ
ロマンスカーミュージアムは2021年に開館した、小田急電鉄の鉄道博物館です。
最大の魅力は、小田急の歴史を実物の車両とともに振り返ることができること。

館内は大きく「ヒストリーシアター」「ロマンスカーギャラリー」「ジオラマパーク」「キッズロマンスカーパーク」の4つのゾーンに分かれています。
小田急ロマンスカーミュージアム公式サイト
歴代ロマンスカーが目の前に!
館内で最も楽しみにしていたのが「ロマンスカーギャラリー」です。
大きな空間に、歴代のロマンスカーがずらり。

鉄道博物館というと車両を遠くから眺めるイメージもありますが、ここではロマンスカーをかなり近い位置から見ることができます。
現在展示されているのは、SE・NSE・LSE・HiSE・RSE・VSEの6車種。いずれも小田急の歴史を語るうえで欠かせない車両です。

中でも注目したいのがSE・3000形。
1957年に登場した特急専用車両で、当時の狭軌鉄道における世界最高速度145km/hを記録した車両です。

今のロマンスカーとはかなり異なるデザインですが、実物を目の前にすると独特の存在感があります。
展望席のロマンスカーがずらり
そして、ロマンスカーと聞いて思い浮かべる方が多いのが「展望席」ではないでしょうか。
NSEからLSE、HiSEへ。

歴代車両を同じ場所で見比べてみると、ロマンスカーのデザインが時代とともにどのように変化してきたのかがよく分かります。

単独で一編成を見るのとは違い、歴代車両が同じ空間に並んでいるからこそ気付く違いもあります。
一部の車両は車内に入ることもでき、外観を見るだけではなく、実際に使われていた客室や座席などを間近で見ることができました。

「この車両に乗ったことがある」という人なら、懐かしい記憶がよみがえってくるかもしれません。
2026年からVSEも仲間入り
そして現在のロマンスカーギャラリーで見逃せないのが、VSE・50000形です。
白い車体にオレンジ色のラインをまとったVSEは、2005年から2022年まで活躍したロマンスカー。

2026年3月19日からロマンスカーミュージアムで一般展示が始まりました。
現役時代を知っている車両が博物館に保存されているというのは、少し不思議な感覚でもあります。
しかし、こうして実車が残されることで、これから先の世代もVSEを間近で見ることができます。
SEからVSEまでが一堂に会する現在のロマンスカーギャラリーは、まさに小田急ロマンスカーの歴史そのものです。

新宿から箱根まで!巨大ジオラマがすごい
2階へ上がると、また違った世界が広がります。
「ジオラマパーク」にあるのは、新宿から小田原・箱根までの小田急沿線を再現した巨大な鉄道ジオラマです。

新宿の高層ビル群から住宅街、そして山や海へ。
沿線の景色が次々と変わっていき、その中を歴代のロマンスカーや通勤車両が走ります。

ただ電車を走らせているだけではなく、「小田急線に乗って新宿から箱根へ旅をしている」ような感覚で眺められるのがおもしろいところです。
約9分間のジオラマショーも必見
一定時間ごとに行われるジオラマショー「時間と距離のロマンス」も見どころのひとつ。
プロジェクションマッピングとオリジナルソングを使い、新宿から小田原・箱根へ向かうロマンスカーの旅が約9分間にわたって演出されます。

明るい状態で細部までじっくり見るジオラマとはまた違い、照明や映像が加わることで一気に物語性が増します。
せっかく訪れるなら、ショーの開始時間も確認して見ておきたいところです。

自分でロマンスカーを運転することも
ジオラマは「見る」だけではありません。
模型のロマンスカーや江ノ電を自分で操作できる「ジオラマ運転体験」もあります。

料金は1回100円、運転時間は3分間です。

巨大ジオラマの中を走る列車を自分で動かせるので、子どもはもちろん、大人でもやってみたくなります。
2階は子どもが楽しめるエリアも充実
2階には「キッズロマンスカーパーク」もあります。

木で作られたロマンスカー型のアスレチックをはじめ、

ペーパークラフトを作って遊べる「こうさくしつ」、インタラクティブアートなど、子ども向けのコンテンツが充実しています。

中でも鉄道好きなら気になるのが「ロマンスカーシミュレーター」。
LSE・7000形の実際の運転台を活用したシミュレーターで、2階運転席からの風景を体験できるというものです。

さらに「ロマンスカーシミュレーター Lite」も用意され、運転区間や難易度を選んで気軽に楽しめるようになっています。

展示車両を見るだけではなく、「自分で運転してみる」という体験までできるのは、子どもにとってもいい思い出になりそうです。
ミュージアムショップ「TRAINS」もチェック
館内を一通り見終わったら、ミュージアムショップ「TRAINS」へ。
小田急電鉄のオフィシャルグッズに加え、ロマンスカーミュージアム限定商品も販売されています。

歴代ロマンスカーを見たあとだけに、ついつい関連グッズにも目が行ってしまいます。
鉄道好きへのお土産を探す場所としても楽しめます。
最後は屋上「ステーションビューテラス」へ
館内だけで帰ってしまうのはもったいありません。
最後に立ち寄りたいのが屋上です。

ロマンスカーミュージアムは海老名駅のすぐそばという立地。そのため屋上からは、博物館に展示された「過去の小田急」ではなく、現在走っている小田急線の列車を眺めることができます。

館内で歴代ロマンスカーの歴史をたっぷり楽しんだあとに、今の小田急線を眺める。
博物館見学の締めくくりとしてぴったりの場所でした。

ロマンスカーの時刻表もありました。
通過するロマンスカーのダイヤも掲載されていました。
鉄道に詳しくなくても楽しめるミュージアム
ロマンスカーミュージアムを実際に回ってみて感じたのは、単に「昔の電車を並べた鉄道博物館」ではないということです。
歴代ロマンスカーの実車、巨大ジオラマ、シミュレーター、子ども向けの遊び場、そして屋上から眺める現在の小田急線。

「見る」「知る」「動かす」「遊ぶ」と、いろいろな角度から小田急とロマンスカーを楽しめるようになっています。
特にロマンスカーギャラリーは圧巻。

SEからVSEまで歴代車両を一度に見比べられるようになったことで、ロマンスカーが時代ごとにどのように進化してきたのかがより分かりやすくなりました。
昔ロマンスカーに乗って箱根へ出かけた人には懐かしく、子どもたちには新鮮。

世代によって違った楽しみ方ができるのも、ロマンスカーミュージアムの魅力なのだと思います。
動画でも撮影してきたのでご覧ください。
海老名へ出かける機会があれば、またじっくり訪れてみたいミュージアムです。
という訳で、よい旅を!
●ロマンスカーミュージアム
・住所:〒243-0438 神奈川県海老名市めぐみ町1-3
・電話:046-233-0909





















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