JR 寝台特急カシオペアの旅。 客室車内設備完全ガイド(カシオペアツイン)

カシオペアには、

編成の最後尾に1室だけある、

  • 「カシオペアスイート(展望室タイプ)」
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と、

1階が寝室、

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2階がリビングに分かれている、

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  • 「カシオペアスイート(メゾネットタイプ)」

と、

「カシオペアデラックス」、「カシオペアツイン」がありますが、

今回利用したのはカシオペアの中でも一番スタンダードな

  • カシオペアツイン

でした。

部屋数が一番多いので、大半の方はこのタイプを利用することになりますが、

このカシオペアツインも場所によってかなりお得感が違います。

カシオペアツインは大きく分けて、

  • 1階(番号11~14)
  • 2階(番号21~24)
  • 車端室(番号1と2)

があります。

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オススメは「車端タイプ」か「2階」になります。

「2階」のウリはやはりその高さ。

2階だとこのように見えますが、

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1階だとこんな感じ。

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この「差」は出発時点ではあまり気になりませんが、上野発に乗った場合、翌朝の北海道の大平原を走るときに大きな「差」となります。

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これは2階から荒れ狂う冬の海を見たとき。

石川さゆりとか似合いそうな情景を堪能することができます。

そしてもうひとつのオススメは「車端室タイプ」。なんといってもこの部屋のウリは天井の高さ。1階構造のため、2階構造のカシオペアツインより天井が高く開放感があります。部屋によってはエクストラベッドを使って3人部屋として利用できるものがあります。

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ちなみに車窓は通常の特急列車と同じアングル。

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窓が広いので、これでも十分楽しむことができます。

さて、

サービスも充実。

ウェルカムドリンク(ソフトドリンク)の車内サービスや、

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朝刊サービスやモーニングコーヒーのサービスもあります。

ちなみにモーニングコーヒーは車内、ダイニングカー、ラウンジカーのいずれかで飲むことができます。

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車内アメニティーグッズ(部屋着など)はこんな感じ。

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部屋着とタオルに「カシオペア」のロゴが入ってます。他にもスリッパがついています。

続いて、車内設備もチェックしていきましょう!

カシオペアツインの車内設備にはTV(ビデオ放送、BS放送、文字ニュース)、BGM放送、時計が一体となったパネルと、

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洗面台付きトイレがあります。 ここにも狭いながらの工夫がいっぱい。

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普段はトイレで使用しますが、

洗面台として利用するときは

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洗面台を引き出して使用します。

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それだけではありません。鏡の裏にも歯ブラシセットとコップが。

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さて、

カシオペアツインですが、スイートと違って、自分でソファからベッドに組み替えなければなりません。

どーやるかというと、

まずは、テーブルを、

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たたみます。

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そして、ソファの座る部分を手前に引き出します。

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そして、

布団を敷いて出来上がり!

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L字に寝る形になります。

ちなみに気になるベッドの大きさですが、幅は新聞紙を開いたくらいの広さ。気になる方は家で新聞紙を開いてお試しくださいませ!

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高さですが、180cmのヒトでギリギリかなぁ、という感じです。190cm以上ある方はちょっと厳しいかも。

ま、

16時間以上お世話になる部屋なので、どの部屋になっても一通り使いこなす時間はあります。(笑)

これから乗る方や予約する方の参考になれば幸いです。

●おまけ●

完全な個室で

  • 車内販売

がきた時はどうやってわかるのかというと、

きちんと、部屋にあるランプが近づいてくるとお知らせしてくれます!

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これは便利!

次回は食事編です。

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