さて、JR東日本の観光列車、トランスイート四季島の2泊3日コースの立ち寄り所にもなっている太宰治記念館「斜陽館」へいそいそと。
外観からしてまさに豪邸。
中学で青森に転居するまで過ごした生家は、当時の暮らしをしのぶことが出来ます。
まずは土間に沿って見学。座敷と仏間。
茶の間の奥にまた座敷。部屋が何個あるかわからない広さですね。
土間の右手は休憩室。
板の間。こうした少しの段差が身分の差になっていたそうです。
奥には蔵もあり、
米蔵もしっかり。
もどって調理場の横から、
靴を脱いで座敷に上がります。
すべてふすまを外すと63畳程の広さ。
この生家で過ごすことで太宰作品が数多く生まれたと思うと感慨深い。
仏間も豪華絢爛。
そして2階に上がります。
2階の途中には「階段奥」があり、時代に寄って隠居する部屋だったり、使用人が住んでいたりと変遷したとのこと。
2階もまた素晴らしい造り。
まずはこの洋間。
そしてその奥の和室。
襖の画もいとをかし。当時はお客様として通される方も選ばれし人だけとか。
いやー、堪能させていただきました。
1階の片隅にひっそりと、「四季島」のパネルも飾ってありました。
あとはお土産コーナーを見て大団円。
太宰ファンでしたら一度は訪れたい場所ですな。
という訳で、良い旅を!
●太宰治記念館「斜陽館」
・住所:〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山412-1
・電話:0173-53-2020
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