土合駅はJR東日本の上越線にある駅ですが、
「日本一のモグラ駅」として有名な駅であります。
列車は上下それぞれ5本ずつ。下り列車で13:49に乗り遅れると4時間以上待たなければなりません。とはいうものの、下り電車に乗るには10分前には改札を入っていないと間に合いません。
ちなみに改札から入って上りの水上方面に行く場合はホームまで徒歩2分程度。特に多くの階段があるわけではありません。
ですが下り列車に乗る時が大変なんです。
さっそく向かいます。
改札を入って左手に向かってさらに左へ。
すでにこの辺りでひんやりとした空気が流れます。
これより先は「下り列車ホーム」ですの注意書きが。たしかに上り電車が来ると思って間違って進んだ時の絶望感は半端ないですからね。
291号線をまたぐこ線橋を渡り、
こちらをひたすら下ります。この先にホームがあるとは思えない構図。
階段の横にはエスカレーターを設置するスペースが確保されておりました。
また、階段の途中には休憩用のベンチも。
486段を降りて、ようやくホームが見えてきます。
こちらがホーム。
新清水トンネル内のホームは「地中深くある駅」としても日本一。駅舎とホームの高低差は70m以上。その間に486段の階段があるのですから、「駆け込み乗車が出来ない駅」と言われるのも納得です。
ホームには待合室があり、
コメント帳も用意されておりました。
また地ビールの貯蔵庫があり、ビールイベントでの提供を予定しているそうです。
一時は多くの観光客でにぎわった土合駅も2000年度以降は1日20人前後の乗降人員。ただ、この駅だけを見に来るという観光スポットとしてにぎわう側面もあります。
帰りは再び、改札口へ。
先ほど降りた階段をひたすら上ります。
地上に戻ってきたらそこは静かな土合駅が普段通りにたたずんでおりました。
というわけで、良い旅を!
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