さよなら寝台急行「銀河」　3月15日ダイヤ改正

今日の23時で、また一つ「名列車」が去っていきます。

そうです。

• 寝台急行「銀河」

がいよいよラストラン。

この列車だけは残ると思いましたが。。。

というわけで、今まで撮りためた中から動画と静止画でお届け。

まずは、今年の1月末に東京駅で撮った写真。

このテールランプも今日で見納めです。

新幹線も「お疲れ様」と話しかけているかのよう。

ちなみに1月末ではこのくらいの人出でした。

ちなみにこの銀河は「朝早く」、て「夜遅い」ので会社を休まなくても

気合を入れれば撮影することが可能です。

というわけで、2月に横浜駅6:18発の「銀河」を撮りに行ったときの写真がこちら。

このゆったりと都会の静寂を背に出発する姿も明日の6時が最後です。

今日の23時は東京駅はこの時の比じゃないくらい盛り上がるんだろうなぁ。

多くのニュースでもきっと言われると思いますが、この銀河って、

• 新幹線の最終より遅く出発（東京駅23:00発）

して

• 新幹線の始発より早く到着（新大阪7:18着）

するので、「ビジネスマン」を中心に根強い人気を誇るそうです。

というか、

「根強い人気」があるのであれば、廃止する必要ないんじゃない？

東京と大阪を移動する需要は減ってないだろうし。なので人気が衰退した理由とその対策を廃止当日ではありますが、考えてみました。

人気がなくなった理由

• 深夜バスが格安料金で続々参入。
• 早朝深夜の飛行機便が増えた。
• 車両の老朽化。
• シャワーがない。
• そもそもゆれるのであまり寝れない。
• 朝早く着きすぎ。

といったことがあると思われます。

料金的にはバスには勝てないでしょうから、だったら思い切って

• 「寝台車」を「寝台部屋」ぐらいにしてみる

のはいかがでしょう？

ビジネスマンがターゲットであれば、大阪出張の際に

• 最終で大阪入りもしくは東京入り＋そのまま前泊

というパターンも多いと思います。

つまり、「寝台部屋」にしてしまえば、

• 「新幹線代」＋「ホテル代」＞「銀河」乗車代

という料金設定も可能かと。

そのためには、

• 個室にして
• シャワールームを設置

するだけでだいぶ違うかと。でも一番ビジネスホテルに宿泊する際と大きく違うのは

• 全員強制的に23時前チェックイン（東京発の場合）
• 全員強制的に6;42にはチェックアウト（東京着の場合）

しなければいけないということ。

早めにチェックインして仕事を済ませるとか、早めに休みたいとか、会議は9時からなので8時過ぎまで寝ていたいとか、そういった「ビジネスマン」のささやかな希望をかなえられないのに、「ビジネスマン」向けに運行しているところに矛盾があるのかなと思います。

これを解決するための一番のオススメプランは

• 品川駅発着にする

ことかなぁ。

東京駅だと過密ダイヤのために長時間にわたってホームを占拠することは出来ませんが、品川駅だと臨時ホームが4線もあるので、思い切ってこのガラガラのホームを使ってみましょう。

• 21時くらいには品川駅の臨時ホームに入線。
• ホームには臨時の「立ち飲み屋」や「駅弁販売」も実施
• ホームまでは浴衣で出ても可。
• 大阪発も品川駅に6:35に到着した後は9:00頃まで停車
• 品川到着のアナウンスは一切しない。寝たい人は9:00まで寝ていられる。
• シャワルームも完備して、そのまま会議に出席する人もきちんと身なりを整えて出勤可能
• さらに「BECK’S」のモーニングセットサービス
• 出張荷物を預けるコインロッカーも無料

にして、寝台料金と合わせて２万円くらいだったらビジネスマンには受けるのはないでしょうか？

もちろん、領収書はホテル代とチケット代を分けて発行することも可能にしてさ。

そうすると、ホントに

• 「ビジネスマン」を中心に根強い人気

が復活するようなきがします。

素人考えなので問題山積で実現は難しいかもしれませんが。。。

そんな思いをめぐらしながら「銀河」を見送るのでした。

こちらで銀河に関する写真がたくさん掲載されています。

この方も昨年乗車しているんですねー。

3月14日の最終日の喧騒はこちらからご覧いただけます。