突然ですが、クイズです。
「特急でも寝台列車でもないのに政令指定都市の中心駅を2駅も通過する列車は?」
そう!正解は東海道線の「通勤快速」です。
平日の夜に4本だけ出現する「通勤快速」。東京、新橋、品川と都内の駅に停車した後は、なんと130万人都市の「川崎駅」、日本で2番目に人口の多い300万都市「横浜駅」「戸塚駅」を通過して鎌倉市の「大船駅」までノンストップ!
これはすごいことですよ。特急列車も急行列車も寝台列車も停車する横浜駅を、特急料金も急行料金も指定席料金も寝台料金も取らない快速電車が通過していくというのは。
つまり普通料金だけで横浜駅通過を味わうことが出来るアトラクションなわけです。
その模様がこちら。33秒です。
画像は粗いので「乗り鉄」系には満足いかないかもしれませんが、横浜駅構内のポイント通過の音が入っているので「録り鉄」系の皆さんにはいいかもしれません。
横浜に住んでいたころは「湘南ライナー」の存在と、この「通勤快速」の存在をとても恨めしくかつうらやましく思っておりました。
で、この列車に乗るととてもいいところは、品川を出発すると約30分ほど誰が乗り降りするわけでもなく、だれかがおしゃべりしているわけでもなく、非常に静かな時間がそこにはあります。特に22時台の通勤快速の車内は、車両によってはこんな感じ。通勤時とは思えないゆったりとした車内で30分を何に有効活用するかが今後の人生を左右するわけです。
つまり、寝ているとき以外で人と会話したりしないで自分だけの適正空間をもって30分過ごすことが出来るというのは1日の中でとても貴重な時間だったりします。
考え事をしたり、音楽を聴いたり、英会話を勉強したり、携帯メールをしたり、マンガや本を読んだりと利用方法はさまざまですが、どのくらいこの時間があるかというと、
通勤快速に週3回乗ると藤沢まで約35分なので
- 1週間で100分
- 1ヶ月で400分
- 1年で4800分、なんと80時間!!!
これだけあれば英会話のフレーズが○○個、読破できる本の冊数は○○冊、アイデアがひらめくこと○○回、と計算していくとかなりの「まとまった時間」だと判明。
この80時間を生かすも殺すも自分次第。人生を「快速」のように進むか、「各駅停車」のように遅々とすすむか、まさに自分の人生の運転手は自分自身。
予想以上にキレイにまとまったので、満足してまずは寝ることにします。
(これではどう見ても「人生寝台列車」ですが。。。)
最近「1日30分を続けなさい」という本を読んだばかりだったので、思わずにやり。
通勤時間は貴重な時間、とその本でもいっていましたよ!
私は、かつて1時間半の通勤時間、ほとんどねてしまっていたなぁ、なんて思い出しました。
>Micheyさん
こんばんは!
ちなみに私も行きの電車は始発電車か湘南ライナーで爆睡通勤です。。。
変えなくちゃ!