「北風と太陽」は、旅人のコートを脱がす手法として
- 北風が服を吹き飛ばそうとする
が、旅人は余計襟をすぼめ、
- 太陽が暖かくする
ことによってコートを脱ぐ。
という物語ですが、実はこれを実践しているのが阿寒湖畔だったりします。
通常は「冬の北海道の温泉旅館」というのは旅館の中で食事をして、
温泉に入る。
というのが定番。
決して外に出たりしません。
理由は
- 寒いから。
ただそれだけの理由。
しかし温泉街はそういったお客様に外に出てもらわないと商売になりません。
そこで、阿寒湖畔温泉街では
- 寒さをウリにする。(しばれ体験とか)
という「北風施策」ではなく、
- 楽しいと思わせる
「太陽施策」をたくさん実施しています。
たとえば、「湖上バナバボート」や
雪像や、
氷の下が見える「かまくら」や
さまざまなショーや、
花火が繰り広げられていました。
以上のイベントがなんと全部
- 真冬の凍った湖の上
で行われているんです。
そのおかげで、ショーが終了した後は皆さん温泉街に繰り出します。
とても真冬のマイナス10度の世界とは思えない人出。
温泉街の
- 「インフラ整備」
もきちんとしていて、
「甘酒」コーナーもあり、
街角のライトも、「氷柱」で作りこんであったりします。
こういったイベントはとてもタイヘンだと思いますが、これからもがんばってほしいと思います。
そんな阿寒湖のイベントを今日も守り神のふくろうが見守っています。
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