炊飯器を買い替えてみた。日立 RZ-X100DM

日立の炊飯器、RZ-X100DM

さて、炊飯器の蓋がちゃんと閉まらなくなり、さすがに炊飯中にパカっと開いてしまうと、お米が台無しになるので、買い替えを決断。

で、炊飯器を購入する際に私が知っている知識レベルはというと

  • 10万円以上する炊飯器もある
  • 炊飯器といえば象印かタイガーかな
  • 3人家族なので5.5合炊きくらいがちょうどよい

というレベル。

なのでネットの評判等を気にせずフラッとビックカメラに行くわけです。ビックカメラを選んだ理由は、株主優待券があることと、ポイントがたまっていること。これがポジティブサイクルになっておりまして、

・株主優待券がある

・おつりが出ないので少し余分に買う

・余分に買った分にポイントが付く

・ポイントを使わなければもったいないのでまた買いに行く

・そしてそのうちまた株主優待券がくる

という輪廻でございます。永遠にビックカメラから抜け出せないかも。ちなみに諸事情により白物家電のみ。黒物はソニー一択なのでストアかソニーショップでお買い物です。

というわけで、購入したのは日立のRZ-X100DMというもの。

購入した最大の理由は

  • お店の方がおすすめしてくれたから

ということ。

10万円の炊飯器を買えるほどの資金力はないので、3万円前後で探していたのですが、お店の方の

「内釜もしっかりしてますよ」

という一言がキラーワードでした。

そうだった。我が家の今まで使っていた内釜も中が剥げてきていたのも買い替えの一因だったことを思い出しました。

で、購入してみたのですが、ふと思ったのですが、今でも

  • お店のスタッフのおすすめ

で、購入する人っているんだなあと。あ、私のことですけどね。

だから家電量販店にメーカーの販売応援員がいることも手っ取り早い売り上げアップとしては必要なんだろうなあと。

たとえば、象印の販売応援員がいたら象印を買った気がします。(ちなみに今回は平日なのでビックカメラの方でしたけどね)

それと、

  • 炊飯器の違いの説明って大変

ということ。

私も店頭で販売応援をした経験がありますが、テレビやカメラだと、実際の映像を見せたり、コンパクトさを手に取って見せたりと、

  • 実際に「使ってみた経験」をお客様と共有できる

ので、あとは販売員のスキルによってある程度は単価アップを埋めることができるわけです。白物家電でも冷蔵庫や洗濯機だと瞬間冷凍やチルドやドラム式や容量により値段の差がわかるのですが、炊飯器って

  • 10万円と3万円の違いを実感させることがむずかしい。

ですよね。本来であれば1万円、3万円、10万円の炊飯器で炊いたご飯を食べて違いを経験させることができれば売れるのでしょうけどね。これって10万円と3万円じゃなくても3万円と3万5千円でも、あまり変わらないなら3万円でいいやって思っちゃうなあと。ちなみに10万円超の炊飯器を買うお客様の層も一定数いるのは理解しております。

  • 機能をしっかり下調べしてくるお客様
  • とにかくおいしいごはんを求めているお客様

と合わせて、実は

  • なんでもいいから一番いいやつ頂戴っていうお客様

がいらっしゃることも事実。こういったお客様が接客側からするととっても楽で、高い商品を持ってきてつらつら説明するとすぐに購入。というパターンですね。テレビやパソコンでもそういった神様のようなお客様がいらっしゃいます。

というわけで、そこまでこだわりがない私は勧められるがままに日立の炊飯器に落ち着くわけです。

で、ファースト炊飯。お米を研いでセットして、炊き上がりのアラームが以前も聞いたことのある音。あれ?以前使っていた炊飯器ってたしか象印だったよね。あ、OEMなのかなー。と思って以前の炊飯器を改めてみたら、実は「日立」でした。

そか、実は気にしていなかったけど2機種連続日立の炊飯器になったのか。デザインが全く違うので別なメーカーを選んだかと思っておりました。

なかなかレアなケースかも。

まあ、家電に対するブランド意識って、自分の趣味やこだわりがないジャンルだとこんなものかなあと思いつつ、新しい炊飯器で炊いたご飯は以前の炊飯器のそれとは比べ物にならないくらいの「お米が立ってる感」があり、とてもおいしくいただきました。

技術の進歩ってすごいね。さすが日立。

当面我が家はご飯が進むメニューになりそうです。