小林五月 ピアノリサイタル シューマンチクルス Vol.6

最近いろいろあって、

もやもやしてたのですが、

そんなときに友人から、

「シューマンでも聴きに行きませんか?」

とお誘いをうけたので、いそいそと上野の東京文化会館へ。

小ホールに入るのは初めて。

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で、

小林五月さんのピアノリサイタル。

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基本的にミーハーなので、何でも聴きに行くのですが、

ピアノコンサートはブーニンに行って以来久しぶり!

(ってかブーニン以来というところが基本的にミーハー構造を如実にあらわしているかと。)

で、

結局、そんな知識なので、

シューマンの中ではトロイメライくらいしかしらなかったのだけど、

久しぶりにピアノと向き合った2時間。

一緒に行った人が、

  • 同じ人間として時間を無駄に生きてなければあのようになれたかも

っていう言葉が印象的。

特にこーゆー精神状況できくとズシンとくるねぇー。

で小林五月さんってはじめて知ったのだけど、

桐朋女子高だったのねぇ。

世代が同じだったらきっと高校時代に仙川駅ですれ違っていたんだろーなー。(笑)

で、

アンコール前に、シューマンに対する思いをせつせつと語る姿が

演奏と同じくらいイイ感じでした。

だって、

小さいころからシューマンが好きで、その曲の背景とかを子どもゴゴロに理解して

惚れ込んでいたって言うんだから、そりゃすごいわけです。

小さいころにシューマンに惚れ込むっていう情景なんて、

野山を駆けずり回っていただけの自分と重ねてみると1ミリも重ならないんだよなー。

久しぶりに、

俗世間を離脱した時間を堪能させていただきました。

そんなわけで

いつも

お誘いいただける友人に感謝ー。

今日は(も)美味しいお酒が飲めそうです。

●プログラム●

シューマン・チクルス Vol.6

・4つの行進曲 作品76

・アラベスク 作品78

・子どもの情景作品15

  • 見知らぬ国と人びと
  • 不思議なお話
  • 鬼ごっこ
  • おねだりする子供
  • 大満足
  • 重大な出来事
  • トロイメライ
  • 炉ばたにて
  • 木馬の騎士
  • むきになって
  • こわがらせ
  • 眠っている子供
  • 詩人は語る

・4つの行進曲 作品76

・クライスレリアーナ 作品16

  • 激しく動いて
  • 心を込めて、急ぎ過ぎずに
  • 激しく駆り立てられて
  • きわめて遅く
  • 非常に生き生きと
  • きわめて遅く
  • きわめて速く
  • 速く、戯れるように

というわけで、

結局、その後いろいろ話し込んで、

深夜の誰もいないアメ横。

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始発をひたすら待つわけですね。

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