ディズニーさんの試写会にお招きいただいて行ってきました。
場所は六本木。
この夏、ディズニーが贈る、新たな自然ドキュメンタリー、
- ディズニーネイチャー フラミンゴに隠された地球の秘密
です。
このディズニーネイチャーシリーズはドキュメンタリーシリーズとして新しくディズニーが展開する作品。
今回はフラミンゴが主役。
場所はタンザニアのナトロン湖。全世界のフラミンゴの75%が産まれる場所です。
実はこの湖は炭酸ナトリウムの湖で、毒性が強くほとんどの生物が生きることができない「死の湖」なんでが、雨季になると毎年100万羽を超えるフラミンゴで覆い尽くされるという湖。
時間は75分。ちょっと短めですが、中身は濃い目。
ちなみに日本版ナレーションは宮崎あおいさんです。
一言で言えば
ディズニー版「野生の王国」かなぁ。昔見てたけど。
==ここから先はちょっとネタバレあり。==
いやー、
もっと衝撃的なシーンとか満載かと思ったけど、
それほと過激なシーンはありませんでした。
フラミンゴの雛鳥が襲われるシーンはあったんだけど、それは野生動物のドキュメンタリーを撮るなら想定の範囲内なわけで、この映画のメッセージで最後には、こうしてフラミンゴが生きていける生息地は狭くなってきているとナレーションと英語字幕が出るけれども、そこまでの映像の見せ方は
- 環境問題や、考えさせられるシーン
よりも
- 美しく、愛にあふれたシーン
が多くて、アニメのディズニー作品をそのまま実写化したような仕上がりでした。どのシーンもとても美しく描かれているのはさすがー。
お子様がいらっしゃる家庭では安心して家族で楽しめる映画だと思います。
で、
最後に玉川大学教育博物館・柿澤亮三特任教授をゲストにお招きしてトークショー。
フラミンゴの生態について語っていただきました。
質問タイムもあって、
100万羽以上の群れが飛来してきて、いっせいに求愛行動を始めるシーンがあるのですが、
そこでふと気になったのは、
男子と女子の比率は同じなのか??
ということ。
先生は、きちんと個別に計測したわけではないのですが、という前置きの元に
- ま、オスのほうがおおいでしょう。
とのこと。
フラミンゴの世界も人間の世界も
- 「オスが余る」
というわけですね。厳しい世の中になったもんだ。生まれかわってフラミンゴになったとしてもおなじ環境だとは。
8月29日(土) 全国ロードショー。
ちなみに
このディズニーネイチャーシリーズは第5弾まですでに企画が決まっていて、
- 2010年 オランウータン
- 2011年 ネイキッド・ビューティ
- 2012年 ビッグ・キャッツ
- 2013年 チンパンジー
とのこと。
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