最近は
「もやもや感」満載だったりするので、
- 自分を確認
しに、東京ミッドタウン・ガーデン内の
21_21 DESIGN SIGHT(21-21デザインサイト)へ。
今回のキーワードは「属性」
オフィシャルサイトによると
本展では、自分を形づくる要素を探る、インタラクティブな映像や最先端のテクノロジーを駆使した新作と、「属性」という概念の理解を深める招待作品により構成されます。国内外の作家による芸術表現と科学技術が交差する体験型の作品の数々を通して、自分自身の認めざるをえない「属性」を発見する機会をつくります。
とのこと。
ま、見終わって勝手に個人的に解釈すると、
- 自分に対する他人からの見られ方
と
- 自分の存在意義の確認の仕方
ができた展示会かと。
それにしても
入場はできるのですが、各展示が体験型のため、
作品によっては整理券が配られていたり、80分待ちだったりと、ディズニーワールド並みの待ち時間。結局何個か断念してしまいました。
なので、これから休日に見に行かれる方は、気合を入れて観にいったほうがいいと思われます。
=====ここから先は展覧会のネタバレがあります。=====
で、
今回面白かった展示は、
- 金魚が先か自分が先か。
私はまったく自分の存在に気づかず、そこに自分の存在がなくっても違和感がありませんでした。
で、金魚の存在だけを探して、出てきた後に解説を見て愕然としたり。
他には
- Exactitudes
のジャンル分けもいい感じ。
あとは
- ふるまいに宿る属性
- 属性の積算
- 覗かれ穴
- Outline to go
なんかを通じて、
自分というものがおぼろげながらどういった「属性」かわかってくるわけです。
「属性」を「可視化」する手段って
こんなにあるんだねぇ。
一通り見て回ってでてきたときは、
そりゃ周りのケシキも違って見えますって。
意外と自分のコトなんて、自分が気にしているより、周りは気にしてないし、
でも、気にしてないんだろうなーって思うよりは、周りはきっと気にしている。
人生なんてね、
どうにでもなるさ!
●企画展 佐藤雅彦ディレクション 「"これも自分と認めざるをえない"展」
・会期:2010年7月16日(金) – 11月3日(水・祝)
・時間:11:00 – 20:00(入場は19:30まで)
・休館日:火曜日(11月2日は開館)
・入場料:一般¥1,000、大学生¥800、中高生¥500 小学生以下無料
(15名以上は各料金から200円割引、いずれも消費税込み)
・会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
・住所:港区赤坂9-7-6
・電話:03-3475-2121
●おまけ。
おまけというにはあまりにもったいないのですが、
資生堂ギャラリーでの
「石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?」
も秀逸。
- 山の中のプラネタリウム
が一番感銘を受けました。小さい作品だけどね。
他にも、
- テナントビル垂直の風景
- 庭とテラス
- 敷地と家
- 都市の中の別荘
- 森と別荘のある家
などがお気に入り。
建築家やデザイナーを志す方はもちろんだけど、私のような一般人にもオススメ。
特に家やマンションを買おうと思っている方は、
概念が変わったり、おもしろいヒントがもらえるかも知れませんよ。おしくも10月17日(日)まで。
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