さて、最近は国際線仕様機材が国内線に投下されているので、国際線のビジネスクラスに乗る機会も多くなってきたのですが、特に多いのが「JAL SKY SUITE Ⅲ」であります。
こちら窓側の席は窓側に脚元が向かっているのですが、
通路側の2席はお互いに脚が中央に向かってレイアウトされている、「ヘリンボーン方式」と言われるタイプになっております。
で、窓際の快適さはすでにレポート済なのですが、
中央の2席にも国内線で搭乗してきたので、どちらがよいかレポートをお届けいたします。
「JAL SKY SUITE Ⅲ」の中央席のアルファベットはD席とG席。
写真が逆になってしまいましたが、先頭に向かって右がG席、左側がD席ですね。
で、コンセントやリモコンの使い勝手はどちらも変わらないのですが、
一番の違いは「フルフラットシートにしたときの席の高さ」。
ヘリンボーン方式ということで、D席の方とG席の方は足がクロスしている状態ですね。ですが足がぶつからないように、高さを変えて足元の広さを確保しているわけです。
どのくらい違うかというとかなり違います。
百聞は一見に如かず。こちらがD席からみたG席の方のモニターと足の位置関係。ご覧のように足はモニターのすぐ下で伸ばしていますよね。
一方こちらがD席。モニターの下の謎の黒いエリアは「G席の方の足元を確保するスペースになっています。
それを踏まえて改めてG席をみるとモニターのすぐ下に足を伸ばせるスペースがあるのがわかります。
ふたたびD席に戻ります。D席も足を伸ばすことが出来ますが、G席の下に潜り込むようにシートが平らになるため、
フルフラットシートにすると、
テーブルはほぼ使えませんし、
先ほども掲載しましたが、モニターは高く見上げる状態になってしまいます。なので、寝ながら映画を見るとかゲームをするというのはかえって疲れてしまいますね。
というわけで、窓側A席、K席が埋まっていた場合はD席よりもG席をお勧めする次第です。
ま、横にして寝るのでしたらどちらも快適なんですけどね!
参考になれば幸いです。
というわけで、良い旅を!
●「JAL SKY SUITE Ⅲ」のその他のレポートはこちら。
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