【スケルトニクス工場見学】巨大ロボットに実際に乗れる!製造現場から搭乗体験まで楽しんできました

スケルトニクス工場8

東京都八王子市にある「スケルトニクス」の工場見学&搭乗体験に行ってきました。

スケルトニクスといえば、人が中に入り、自分の身体を動かすことで巨大な機体を操作できる外骨格ロボット。

スケルトニクス工場

以前からその姿を見て気になっていましたが、今回は完成した機体を見るだけではありません。

実際にスケルトニクスが作られている工場に入り、製造工程について説明を聞き、巨大な機体のデモンストレーションを間近で見学。さらに実際に搭乗して操作するところまで体験してきました。

ロボット好きの子どもはもちろん、「どうやってこんな巨大なものを人間の動きに合わせて動かしているんだろう?」というメカ好きの大人にも非常に面白い内容でした。

スケルトニクスは「人が中に入って動かす」巨大ロボット

まず驚いたのが、スケルトニクスの仕組みです。見た目だけを見ると、モーターやコンピューターを使って巨大な腕や脚を動かしているロボットを想像します。

スケルトニクスの工場

ところが公式サイトによると、スケルトニクスはモーターなどの動力を使わず、特許取得済みの「三次元閉リンク構造」によって、装着した人の身体動作を拡大する仕組みになっています。装着者の手足の動きが機体へダイレクトに反映されるのが大きな特徴です。

実際に工場で機体を間近から見ると、その構造の複雑さにびっくり。

外から完成したロボットを見るのとはまったく違い、フレームやリンク機構などがむき出しになっているため、「人間の動きをどうやって巨大な機体の動きにつなげているのか」を観察できます。

工場の中にはスケルトニクスがずらり

工場へ入ると、さっそく目に入ってきたのが複数のスケルトニクス。

骨格部分がそのまま見える機体から、外装をまとった巨大ロボットまで並んでいました。

近くに人が立つと、その大きさがよく分かります。

スケルトニクス工場8

スケルトニクスには複数のモデルがあり、公式サイトには初号機から「REMAKE」「PRACTICE」「ARRIVE」「FIGHTER」「MANTIS」「MOSQUITO」など、それぞれ特徴の異なる機体が紹介されています。モデルによって全高や重量、装着時間なども異なります。

こうした機体を展示施設ではなく、実際に開発や製作が行われている場所で見られるのが、今回の工場見学の大きな魅力でした。

「ロボットが生まれる場所」を間近で見学

工場の奥には、たくさんの工具や部品が並ぶ作業スペースがあります。

壁一面には細かな部品が分類され、作業台には長さの異なるアルミ部材や金具がずらり。

スケルトニクス工場13

さらに加工に使われる機械なども見ることができました。

完成した巨大ロボットのインパクトがあまりにも強いため、つい完成品ばかりに目が行ってしまいますが、その巨大な機体もこうした一つひとつの部品を組み合わせて作られていることが分かります。

スケルトニクス工場17

実際の製造現場を見ながら説明を聞けるので、「ロボットを見るイベント」というよりも「ものづくりの現場を体験する社会科見学」に近い面白さもありました。

アルミ部材を使った組み立てにも挑戦

さらに、スケルトニクスの製造に使われているアルミ部材を使った組み立ても体験しました。

作業台には、さまざまな長さに切られたアルミ部材と接続用のパーツが用意されています。

最初は単なる細い棒のように見えますが、部材同士を組み合わせていくことで立体的な構造になっていきます。

スケルトニクス工場16

公式の工場見学でも、この「ロボット組み立て体験」がプログラムの一つとして用意されています。

巨大ロボットを完成品として眺めるだけではなく、その構造を構成している素材に実際に触れられるのは貴重な経験でした。

目の前で巨大なスケルトニクスが動き出す!

そして、いよいよデモンストレーションです。

人が機体に入り、巨大なスケルトニクスが動き始めると、静止していたときとは印象が一変します。

腕を大きく広げたり、巨大な手を前へ突き出したり。

スケルトニクス工場3

人間が動かしていることは分かっていても、目の前に巨大なロボットが立って動いている光景にはかなりの迫力があります。

しかも、人の動きと機体の動きがつながっているところがスケルトニクスならでは。

「ロボットを遠隔操作する」のではなく、自分自身の身体がそのまま巨大化したように動かすという発想なのです。

スケルトニクス工場5

公式が「まるで巨人になったような体験」と表現している意味が、実物を見るとよく分かりました。

そして自分たちもスケルトニクスに搭乗!

今回特に楽しみにしていたのが搭乗体験です。

子どもも実際に機体の中へ。

身体を固定し、左右のグリップを握ると、その周囲を巨大なロボットのフレームが囲みます。

スケルトニクス工場14

正面から見ると、本人の身体よりはるかに大きな「腕」が左右に伸びています。

グリップを動かすと、それに連動して巨大な腕が動く――。

見ているだけでも面白かったスケルトニクスですが、実際に自分で操作するとまったく違う体験になります。

写真で見返しても、人間の腕の動きがリンク機構を介して大きなロボットの腕へとつながっている構造がよく分かります。

公式の工場見学では、搭乗体験はスタンドに固定した状態で上半身を操作する内容として案内されています。

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巨大な赤いアームを自分で動かしている姿は、まさにロボットのパイロット。

子どもにとっては忘れられない体験になったと思います。

ロボット好きだけでなく「ものづくり好き」にもおすすめ

今回スケルトニクスを訪れて感じたのは、単に巨大ロボットに乗れるだけの場所ではないということです。

完成した機体を見る。

製造現場を見る。

部品を見る。

仕組みについて説明を聞く。

スケルトニクス工場2

実際に巨大な機体が動くところを見る。

そして最後には、自分自身がその機体に入って操作する。

この一連の流れがあるため、「巨大ロボットに乗った!」だけで終わらず、ものづくりと機械の仕組みまで体感できるのがとても面白いところでした。

特に子どもにとっては、普段なら完成品としてしか見ることのないロボットが、たくさんの部品と人の手によって作られていることを知る機会にもなります。

大人も夢中になる工場見学でした

正直なところ、訪れる前は「子どもが喜びそうなロボット体験」というイメージが強かったのですが、実際に参加してみると大人もかなり楽しめました。

複雑なリンク機構、工房に並ぶ部品、巨大な機体の構造、そして人間の身体をそのまま拡張するという発想。

ロボットという言葉から想像していたものとは、かなり違う世界が広がっていました。

そして何より、自分たちが立っているすぐ横で巨大ロボットが動き、その内部に実際に入って操作できるという非日常感があります。

「見る」だけではなく、「作る現場を知る」「触る」「動かす」まで体験できたスケルトニクス。

ロボットが好きな子どもはもちろん、機械やものづくりが好きな大人にもおすすめしたい、非常に濃い工場見学でした。

なにより働いている皆様が丁寧に説明をしていただけるのがとっても素敵でした。

愛情をもって作っているんだなあとひしひしと伝わってきました。

関係者の皆様、素敵な時間をありがとうございました。

動画でも撮影してきたのでご覧ください。


現在も工場見学&搭乗体験を開催

なお、スケルトニクスでは現在も八王子の工場で見学・搭乗体験イベントを開催しています。公式案内では、工場内部・製造過程の解説、専任パイロットによるデモンストレーション、搭乗体験、ロボット組み立て体験などがプログラムに含まれています。開催日は月ごとに設定されているため、これから行く場合は最新情報を公式サイトで確認するのがおすすめです。

スケルトニクス公式サイト

その他の工場見学のレポートはこちら。

●スケルトニクス
・住所:〒192-0154 東京都八王子市下恩方町1100-16