皆さんは
「北斗の星に願いをプロジェクト」
というものをご存知でしょうか。
解体の危機にある27年間愛された寝台列車「北斗星」を守りたい!
というクラウドファンディングで
あの北斗星の車両を2両保存したプロジェクトであります。
今年が展示を始めて2年目ということで6月25日のオープン前にお邪魔して
特別に車内を見学させていただきました。

展示されている車両は
開放式B寝台車・緩急車オハネフ25形と、ロビー室とB個室ソ

入口はスハネ25形側から。

スリッパに履き替えて見学開始。

まずは通路を通り抜けて、

ロビー室とご対面。乗車したときの思い出がよみがえります。

奥には自動販売機も健在。

このラインアップ、筆者が2014年に北斗星に乗車したときと同じ!!まさにそのまま展示されております。こちらがその証拠写真。(2014年2月)

そしてシャワールーム。

こちらは予約制だったので、上野駅に入線後、そのまま食堂車へ直行して並んでチケットを手に入れた記憶があります。(写真は2014年2月)

そしてロビー室の奥には個室(ソロ)が。

上段と、

下段。個人的には下段より上段の「カプセル感」がお気に入りでありました。

そして2両目のオハネフ25形は、B寝台。

こちらは2段ベッド×2台でそれぞれ鍵がかかるようになっているので、

4名での旅行にはとっても人気がありました。

そして車端には

車掌室が。

いやー、思い出がよみがえりました。
隣町の函館駅では機関車の付け替えを見るために早起きしたのを思い出します。

そして今回北斗市への移住プロジェクトで移住された方がこの広場でお店をオープン。
その名も北斗軒。

店内はこんな感じ。

ちなみにメニューの一部を紹介すると、
茂辺地ラーメン、秀豚丼、北寄チャーハン、排骨麺、黒ゴマ汁無し坦々麺等々他にもたくさんありました!これは改めて食べに行きたい!
最後に、
このプロジェクトの代表の澤田 導俊さんにお話をお伺いすることが出来ました。

実は澤田さんをはじめ、皆様はボランティアで活動されているそうです。
継続してボランティア活動が出来る方ってホントにすごい。
ちなみに余談ですが、他にも地域活性化のために、他の仲間が新函館北斗駅に北斗の拳のケンシロウ像を誘致したり町おこしにかける情熱がみなさんとっても熱い。

そして去年の活動が認められて今年は、
茂辺地地区の皆様や北斗市からのご支援を頂き広場の整備ができたとのこと。

あとは今年も引き続き募金を募り、すこしだけくたびれてきた外観の塗装をしたいとのこと。

こういった、地域の町おこしと鉄道を守る情熱をこれからも応援したいと思います。
というわけで、皆さん今年の夏は茂辺地北斗星広場に遊びに行こう!
よい鉄分を!
この記事は鐵道魂に寄稿しております。
●茂辺地北斗星広場
・住所:北斗市茂辺地3丁目
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