三池炭鉱 宮原坑 世界遺産

さて、炭鉱の世界遺産があると聞いて大牟田駅にいそいそと。

駅前広場には市電の休憩スペースもあります。

で、タクシーで10分ほど行くと、宮原坑の第二堅坑櫓が見えてきます。

受付をすませて、ボランティアのガイドの方に案内いただきます。

受付のテントには石炭の展示もあります。

今回はあいにくの天気でしたが、珈琲やカレーを売っているエリアもありました。

そしてまずはデビーポンプ室の壁を見学。

中を覗くと、

当時石炭を1トン掘ると水が11トン湧き出す問題を解決するための

ポンプ室を見ることが出来ます。

そして巻揚機室に向かう途中には、

当時使われていた、パイプがあったり、

トロッコがあったりします。

こちらは馬やトロッコを鉱山に送るリフト。馬はここから生きて帰る事はほとんど無かったそう。

こちらは従業員の休憩室。

いよいよ第二堅坑巻揚機室の中へ。

中は当時使われていた機械がそのまま。

巻揚機は手前が人馬昇降用、奥が重量物搬出入用とのこと。

当時は無線もなく、音で巻揚をしらせていたそうです。

ルールが記載されたパネルも残っておりました。

そしておくには三池炭鉱専用鉄道敷跡もありましたよ。

当時を感じることができました。

「明治日本の産業革命遺産」として登録された、製鉄・製鋼・造船・石炭産業の一部ですが、

次回はおなじエリア7の三角西港のレポートです。

というわけで、よい旅を!

その他の世界遺産のレポートはこちら。

●三池炭鉱宮原坑
・住所:大牟田市宮原町1丁目86-3