2025年から週末に限って「菅平までノンストップバス」が登場しました。
今回はその利用レポートをお届けいたします。
乗り場はどこ?
路線バスと直行バスは乗り場が違います。直行バス(急行バス)は温泉口。
路線バスは従来通りお城口から出発します。
車両は違うの?
車両も違います。
路線バスは通常のバスですが、
直行バスは観光バス仕様。
シートも路線バスに比べて、
リクライニングも可能なゆったりシート。
時刻表や料金は?
そして一番の違いはバス料金。路線バスは大人500円、子ども250円ですが、
直行バスは大人も子どもも1,000円。
なので、大人だけでしたらまだしも、大人2名子ども2名で利用すると路線バスは1,500円に対して、直行バスは4,000円と、倍以上の開きがありますのでご注意ください。
出発時刻は、路線バスは朝から晩までありますが、
直行バスは土日祝日の3本のみ。
また、路線バスはダボス等、菅平高原の各停留所に止まりますが、
直行便はアンダーアーマー菅平アリーナ止まりになります。
結論:早くないけど快適
そして一番の課題は直行便(急行便)と言いつつ、決して早く着くわけではないということ。
例えば9:25に上田駅を発車する路線バスは、アンダーアーマー菅平アリーナの隣にあるリゾートセンター到着時刻は10:11。
一方で急行はその5分後の9:30に発車しますが、上記バス停に到着予定時刻は10:15。所要時間はたったの1分しか変わりません。
さらに今回がまさにそうだったのですが、路線バスで積み残した人を救済する目的としても急行バスはあるようで、9:25の路線バスに乗り切れなかったひとが、お城口から温泉口に大きな荷物を抱えて移動して乗車するのを待つので、出発が5分程遅れたりしました。まあいろいろ難しいかと思いますが、救済目的もあるのであれば、おなじお城口にバス停があると良いですよね。
あとは予約が出来ないのも少々不便。直行便の方が路線バス出発後にでるダイヤなので、もし一杯だったらと思うと、早めに到着して並ばなければなりません。早めにいって並ぶのであれば路線バスで半額での利用も可能だったりします。
まあ、関係者の方にいろいろ聞いて見ましたが、
- 今年は実証実験的なスタンス
- 告知があまりで来ておらず、あまり満席にならない
- 予約システムも導入したかったけど間に合わず現金のみ
といった状況のようです。
とにかく菅平路線は週末の積み残しや臨時便も多く、運転手さんも不足する中で、こういった取り組みは応援したいですよね。
途中止まらずに席に座ったらあとは目的地まで連れて行ってくれる直行バスは快適そのものでした。
というわけで、良い旅を!
コメントを残す