松戸市立博物館には「団地」も展示されておりますよ。 21世紀の森と広場

松戸市立博物館の土器の展示

さて、「団地」が展示されている博物館があると聞いて松戸市立博物館にいそいそと。

さっそく入場券を買って常設展示を見学します。

まずは昔の松戸市付近の様子について学びます。

展示ホールは縦長になっており、徐々に現代に向かって展示がされております。

松戸市立博物館の展示

まずはムラの始まりから。縄文式土器が多数展示されております。

弥生時代の埋葬の文化を紹介する棺の模型もありました。

松戸市立博物館の埋葬

稲作社会から下総国の始まりと続いて、

平安時代から戦国時代までを紹介。

そして江戸時代の松戸の様子もジオラマで再現。

ここから一気に近代化が進み、

大規模団地の先駆け的存在であった常盤台団地がどーんと登場。

室内も公開され、当時の様子を知ることが出来ます。

いやー、「団地」ってすでに「博物館で展示されるもの」になったのですね。私もその昔に団地に住んだ経験があるだけにちょっと感慨深い。

そして松戸といえば二十世紀梨。

最後にミュージアムショップを見て大団円。

ちなみに子供向けにはプレイルームも用意されていて、パズルや塗り絵、

糸をつむぐ実演を見せてくれたりします。

また、ペーパークラフトの作品も展示されており、この台紙を無料でいただくことが出来るので自宅で作ることもできますよ。

松戸市立博物館のキッズプレイルームの作品

それと、大きな荷物は自己責任ですが保管スペースがありました。21世紀の森と広場内にあるので、荷物を持って見学する方のためにコイン返却式のロッカーもあります。

さらに、博物館の隣には「縄文の森」があり、

竪穴式住居の内部の見学もできますのでこちらも必須で見ておきたいですな。

市の博物館としてとっても立派で職員の方もみなさん親切でした。

参考になれば幸いです。

という訳で、良い旅を!

その他の博物館レポートはこちら。

●松戸市博物館
・住所:〒270-2252 千葉県松戸市千駄堀671番地
・電話:047-384-8181