六本木から千葉県市川市まで4時間の旅。

六本木で「最後の晩餐」をするべく、

美味しい芋焼酎を飲んでた頃は、こんな結末があるなんて思いもしませんでした。

1

こんな雪の中で最後に集まってくれた仲間に感謝しつつ、23時過ぎにお店をでたら、こんなに積もっているのねえ!

2

間近でみる六本木ヒルズもすっかり雪化粧。

3

そして、金曜日の夜23時とは思えない六本木のストリート!!

こんなにガラガラなんて初めての経験であります。

4

ま、

ここまでは想定の範囲であります。

で、都営大江戸線のって大門まで行き、浜松町で山手線に乗り換えようとしたときに、ホームを見て一瞬不安がよぎりましたが、

5

すぐに山手線が来てくれたので、一安心。

6

で、秋葉原に到着。

駅のホームに降りるのだけで一苦労する積雪にさらに不安が増してきます。

7

で、総武線各駅停車ホームに到着。

お!!なんと電車が来ているではありませんか!!

8

このときの時間が0:20頃。

で、この電車の発車が0:35くらいとのアナウンス。

そしてその次は0:50くらいに到着予定

とのアナウンスだったので、1本待って次の電車に乗ることに。

9

この判断をしたのが0:30頃。

そして、

「山手線と京浜東北線からの乗換えをまってから発車するので、

停まっている電車は0:40過ぎの発車になります。」

とのアナウンスがあったときに、無理してでもこの電車に乗るべきだったなあ。

迷っているうちに、乗り換え客が殺到してあっという間に乗り切れない状態になるわけです。

この判断がこのあと大変な惨事を招くわけです。。。

やむなくホームで待つことを選択し、

0:50になって電車が来ないなーと思っていたら、

「次の電車はただいま新宿駅付近を走行中です」

とのアナウンスが!

なんだよー。じゃ、秋葉原到着は1:00すぎるじゃん!

と思っていると、

1:00になってなんと驚愕のアナウンスが。

12

「今入った情報によりますと、市ヶ谷と四ッ谷駅の間で倒木がありまして、安全確認をしております。次の電車は新宿に停車中で運転を見合わせております。」

  • と、倒木!!

えええええ

ですよ。

この時間は通常は御茶ノ水で折り返しの運用のはずなので、四ツ谷や新宿方面の見合わせは影響を受けないはずなのに、と思って秋葉原5番線ホームをみると、まったく電車の来た気配のないホームが。

11

で、放送を良くきいてみると、

「上りの御茶ノ水方面の電車はただいま、船橋駅で安全確認のため停車中のため、秋葉原到着は未定です。」とのアナウンス。

ぎええええ、これで倒木の安全確認がおわるまでこのホームで待つしかないことが確定。

13

そして御茶ノ水方面ではJRの職員さんが雪を線路に掃きだすわけです。というかこのホームで待っている人は御茶ノ水止まりの電車を船橋から来るのを待っているくらいなら、御茶ノ水まで歩くか、神田に戻って中央線でいくとか、他の選択肢のほうがよいと思うんだけどなあ。ま、中央線も止まっていたので歩くしかなかったのかもしれないけどさ。

なんて対岸の火事の心配をする余裕もなくなってきた午前1:20すぎ。

祝!秋葉原ホームで1時間たちっぱなし記録を達成であります。

14

そして、1時45分にさしかかるころに朗報が!!

15

「倒木による安全確認が終わりましたので、運転を再開します!」

おおー!

ホームが一瞬にして安堵の雰囲気に。

でも日本人ってすげーなーと思ったのは、

こんな状況で1時間以上もきちんと整列乗車して待ってるんだぜー。

文句も言わずに。

ま、今日はみんな自己責任で飲んで遅くなったヒトが多いと思うので、

あきらめているのもあるかもしれないけど。

18

で、

2:00を過ぎたころに、

16

よーやく電車到着。この電車が本日の最終電車になるとのこと。

19

最終の一本前が発車してから80分後でありました。

で、ここでも最終の山手線と京浜東北線を待ち合わせてからの発車と言うことで、

2:17頃に秋葉原駅を発車。

で、無事に到着。

となるかと思ったら、神様はまだ試練を用意しておりました。

平井駅を過ぎたあたりから、

なんと窓の外でバチバチっというスパークがつづいたかと思うと、

電車の中が真っ暗に。

20

放送で

「ただいま車内の電気が消えておりますので身の回り品にお気をつけください」

とのアナウンス。

ま、でもこの状況で深夜2時すぎにそんなことをする人は乗ってないよー。とか思いつつ。

で、市川停車。

なんとのぼりの御茶ノ水駅行きがまだ走っており、そちらの車内も真っ暗でありました。

21

で、架線点検をしますので、このまましばらく停車します。とのこと。

さ、さむいいいい。

こーゆー時にはドア横に開閉ボタンがある東海道線をうらやましく思います。

で、市川では一旦車内保温のため一旦ドアを閉めますとの配慮があったのですが、

それ以外は、あけたまましばらく停車を続けるわけです。

で本八幡駅あたりでの車内の雰囲気。

電車の中の電気は消えておりますが、

駅の明かりと雪のあかりでホームにいるときの車内は比較的明るいですな。

でもみんなぐったり。

22

そしてなんとか3:10頃に最寄り駅到着!!

23

六本木を出てから約4時間の大冒険でありました。

そしてヘロヘロになりながら改札を出ようとするとそこに

最後のトラップが。

すでに日付が変わっているので、自動改札からでようとするとゲートがふさがれる事態に。

24

で、

「駅員のいる窓口でご確認ください」の自動音声に導かれて、ここでも行列なわけです。

26

いやー、

でも今回はこの大雪の中、電車を走らせてくれたJRに感謝であります。

そしてこの大雪の中で飲んだこの日をきっと忘れないだろうなー。

ありがとうございました。