たかが45段 されど45段 都営大江戸線両国駅

都営地下鉄大江戸線は、比較的新しい路線ということもあり

日本の地下鉄で最深部を走る路線であります。

ま、両国駅もそこそこ深い位置にあるわけで、

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さらにJRの両国駅までの乗換えにはけっこう歩きます。

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そのJRに乗り換えるために利用するA4出口もエスカレーターを3基、

乗り継がなければなりません。

こちらが一番深い場所にある1基目。

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しかし、この後に驚愕の光景が待っていたわけです。

2基目のエスカレーターが点検中。

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3基目のエスカレーターも点検中。

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ま、そもそも写真を撮ろうと思ったのは

杖をついたおばあちゃんが1基目と2基目のおどりばで

途方にくれていたから。

だって、

地上に出るには

  • あと45段を階段でのぼる

か、

エレベーターを利用するために引き返すには、写真を見てわかるように、

両国駅は六本木駅とかと違ってのぼりエスカレーターが1基しかないわけで、

くだりはすべて階段。

つまり

  • いまエスカレーターでのぼったところを階段で27段降りる

しかないわけです。

ふつーは、

1基目の乗り口に

「この先のエスカレーター点検中」

とかって表示を置いておくのが親切だよなあ。

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そうすればその近くにあるエレベーターを使って地上に出ようって思うヒトがいるとおもうのだけど。

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って、思いをだめもとで

大江戸線両国駅の駅員さんにお伝えしたのだけど、

わかりました。

というだけで、何もしてくれないわけです。

ま、きっとセクションが違ったり、改札口を離れられない事情があるのだろうけど。

で、

そこの横には

  • 「援助が必要な方」のために生まれました。

というマークを知らせる「東京都」のポスターが。

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マークについては何の異論も無いけど、

「援助が必要な方」

が利用するときにエスカレーターの1基目に「この先点検中」の看板を設置することも

タイセツなことだと思うんだよなあ。

最深部を走る地下鉄だからこそ、そういったところに気を使えるといいんだよなあ。

がんばれ大江戸線。