都営地下鉄大江戸線は、比較的新しい路線ということもあり
日本の地下鉄で最深部を走る路線であります。
ま、両国駅もそこそこ深い位置にあるわけで、
さらにJRの両国駅までの乗換えにはけっこう歩きます。
そのJRに乗り換えるために利用するA4出口もエスカレーターを3基、
乗り継がなければなりません。
こちらが一番深い場所にある1基目。
しかし、この後に驚愕の光景が待っていたわけです。
2基目のエスカレーターが点検中。
3基目のエスカレーターも点検中。
ま、そもそも写真を撮ろうと思ったのは
杖をついたおばあちゃんが1基目と2基目のおどりばで
途方にくれていたから。
だって、
地上に出るには
- あと45段を階段でのぼる
か、
エレベーターを利用するために引き返すには、写真を見てわかるように、
両国駅は六本木駅とかと違ってのぼりエスカレーターが1基しかないわけで、
くだりはすべて階段。
つまり
- いまエスカレーターでのぼったところを階段で27段降りる
しかないわけです。
ふつーは、
1基目の乗り口に
「この先のエスカレーター点検中」
とかって表示を置いておくのが親切だよなあ。
そうすればその近くにあるエレベーターを使って地上に出ようって思うヒトがいるとおもうのだけど。
って、思いをだめもとで
大江戸線両国駅の駅員さんにお伝えしたのだけど、
わかりました。
というだけで、何もしてくれないわけです。
ま、きっとセクションが違ったり、改札口を離れられない事情があるのだろうけど。
で、
そこの横には
- 「援助が必要な方」のために生まれました。
というマークを知らせる「東京都」のポスターが。
マークについては何の異論も無いけど、
「援助が必要な方」
が利用するときにエスカレーターの1基目に「この先点検中」の看板を設置することも
タイセツなことだと思うんだよなあ。
最深部を走る地下鉄だからこそ、そういったところに気を使えるといいんだよなあ。
がんばれ大江戸線。
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