さて、
シーズンも終わったので書いておこうかと。
さきに結論から書くと
スノーボーダーのリピートを増やすのであれば
- ゲレ食の美味しさ
も
- トイレのキレイさ
も
- ゲレンデコンディション
も
重要だけど、一番重要なのは
- 歩かなくていいこと。
だと思うんだよなあ。
というわけで、
2013-2014シーズンのラストを飾るべく、
3月29日(土)と30日(日)で戸狩温泉スキー場へいそいそと。
ゲレンデマップはこんな感じ。
で、
まずはロッジから送迎バスでゲレンデに行くのですが、
降ろされる場所がこちら。
ココを歩いてのぼって、リフト券売り場へ。
そして、リフト券を買って最初のリフト乗り場に行くのに、
赤丸の部分から、この写真を撮影している箇所まで登るわけです。
どのくらいの距離感かと言うと、
実際に登っている人が赤丸の隣に見えますが、拡大するとこんな感じ。
なんでこうなっているかと言うと、
オリオン第一ペアリフトが動いていないから。
ちなみに、平日運休とゲレンデマップに記載されてあるにもかかわらず、
3月末の土日に行ったときにも、シーズン終了間際だったせいか動いておりませんでした。
まず、これだけですでに萎えるわけですな。
そしてもっとひどいのが、オリオンゲレンデとペガサスゲレンデを結ぶアクセスライン。
ここも平日運休と書いてありますが、
土日に行っても運休でした。。。
でもこのリフトこそ
- 休日はもちろん平日も動かすべき
なんだよなあ
あらためてゲレンデマップを見てみると、
戸狩温泉スキー場はオリオンゲレンデとペガサスゲレンデ、そしてそれを上部で結ぶカシオペアゲレンデで構成されていることがわかります。
で、
そのアクセスラインの肝であるのがカシオペア第一リフト。
これが運休しているとどういうことが起きるかというと、
ペガサスゲレンデからオリオンゲレンデに戻る場合に
赤い矢印の方向に向かってすごく勢いをつけて戻らないと、
ひたすら歩くことになるわけです。
ちなみに赤丸でくくったのが運休しているカシオペア第一ペアリフト。
で、
すごくスピードをつけて降りるのですが、これが絶対ムリな状況なわけです。
ペガサスゲレンデから戻る場合に、カシオペア第2高速クワッド横から撮った別のアングル。
急斜面から勢いをつけてレストランと運休しているカシオペア第1ペアリフトの間をすり抜けて、滑っていくのですが、これが絶対に不可能な斜面なわけです。
ちなみに、仮にカシオペア第1ペアリフトが動いていると赤い矢印から滑り降りてオリオンゲレンデに戻ることが出来るのですが、運休しているので緑の矢印をひたすら歩いてもどらなければいけないわけです。
これ、スキーヤーだったらスケーティングでひたすら登っていくことが出来る斜度ですが、
スノーボーダーだと、そうは行きません。
雪面にはボーダーが歩いて戻った足跡がたくさん。
ちなみに私はスキーで参戦したので、苦になりませんでしたが、
一緒に行ったボーダー仲間は、戻るだけでヘトヘトになっておりました。
で、
ボーダー曰く、
- もう次回はこのスキー場じゃないところにしよう
ってなっちゃうわけです。
こーゆーのって
- 運営会社にスノーボーダーのスタッフがいるかいないか、
もしくは
- スノーボーダーを真剣に集客するか、スキーヤーに特化するか
でだいぶ違うんだろうなあ。
スキーヤーにはたいしたことがなくても
ボーダーにとっては「もう二度と来ない」エリア
になっちゃうんだよなあ。
ま、
戸狩温泉スキー場は昔から硬派のスキーヤーが集う場所のイメージがあって、
行ったときにもスキー検定してたくらいだし、
ボーダーは来てもいいけど、ボーダーに対してへりくだらないよ
っていう姿勢を貫くならそれでもよいのだけどさ。
リフトの支柱にはおおよそ利用客には縁もゆかりもないB2B企業の広告を貼ったりして、
少しでも収益改善しようという努力は伝わってくるのだけど、
だけど、シーズン終了間際とはいえ、
平日運休とゲレンデガイドに記載しているリフトを土日も運休するのは
どうかなあと思いますよ。
今は長野から飯田線利用だけど、
このあたりの沿線のスキー場はきっと北陸新幹線開通で
アクセスも格段に良くなるはず。
ゲレンデ自体はとってもいいのになあ。
来シーズンに向けてがんばれ戸狩温泉スキー場。
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