マズローの欲求段階説においては
- 恋
という文字が出てきませんが、
人間はいくつになっても、どの段階でも恋をすることが必要で、それは新しい出会いから生まれるわけで、そういった経験を昨日しました。
といっても、相手は
- ウィスキー
ですが。(笑)
ま、でも
恋もウィスキーも
- 最初はとっつきにくく
- 理解しにくく
- 少し試しても美味しくなく
- だけど理解してから付き合うと良さがわかり、
- そのうちクセになって
- 毎日会わずにはいられなくなる
わけです。きっと。
つまり、こーいったときは出会いがタイセツ。
溜池山王の緑あふれる庭園がある、
「響 風亭 赤坂店」で
最初はお互い理解することに努めることにします。
それが「ハイボールナイト2」~和食とハイボールのすごいマリアージュ~
席に着くと、早速目の前に、テイスティングのウィスキーが。
ここでじっくり講義を聴きます。
いただいたのは
- 山崎12年
- 白州12年
- ラフロイグ10年
それぞれどれも個性的であり、今回はそういったウィスキーにあう「和食」を一緒に楽しみましょう!という趣旨。
まずは、サントリーの竹内さんの講義。
スピリッツ事業部に所属されている方。
まさに「ウィスキーにかける精神」が違います、一般人とは。
だって、こんな新聞をつくっちゃうくらいですから!(笑)
竹内先生の説明を聴きつつ、テイスティング開始。
まずは、「山崎12年」。
香りは熟した果実。濃厚な香り。味はとても奥行きがあります。味わい深い。
それから「白州12年」。
香りは少しスモーキー。味は甘くてすっきり。
最後に「ラフロイグ10年」。
香りは、燻製や磯の香り。味は塩っぽいけどクセになる感じ。
いやー、出会いのシチュエーションは完璧です。
さらに、今回のテーマ通り、
それぞれをソーダで割ったものをいただけるとのこと。
すっかり興味をそそられたところで、「響」料理長の平山さんから、それぞれのウィスキーに合う料理を提供いただきます。もちろん美味しくなるコダワリの食材や調理法の解説付き!
まずは、
白州12年には
「宮崎県椎葉村 盛田屋豆腐店 雪肌豆腐」。
これに「大田原産軟白葱」と「小笠原産天然塩」でいただいてもよし、
糖度17~17度もある豆腐なので、醤油をかけてもよし。
チーズケーキみたい。
豆腐とウィスキーがこんなに合うとは思いませんでした。
続いて、
「山崎12年」のお相手は、
「宮崎県尾鈴村 日向豚」と「栃木県大田原産軟白葱」の炙り。
どしっとした重みのある旨みを「山崎12年」がどーんと受け止めます。
最後に、
「ラフロイグ10年」には
「宮城県気仙沼漁港 牡蠣スモーク」。
海の香りに対してスモーキーなウィスキーがコンフリクトを起こすことなくいい感じ。
ここまででもとても満足したのですが、おもむろに出てきたのが
「角瓶」。愛されて70年。
見てわかる通り、冷凍庫に入れてあったようで、ウィスキーは凍りませんが、周りに霜が付いています。これが美味しくハイボールを飲む秘訣。
グラスに氷を一杯入れて、
ウィスキーを注ぎ、ウィスキーが冷えるまで軽くステア。このときにウィスキー自体が冷えていると氷より低い温度になっているので、急激な温度変化もなく、味がまろやか。
そこに静かに、ホントに静かに冷えたソーダを注ぎます。氷に当てたりすると炭酸が飛んでしまうので。
で、
マドラーで上下に1回ステアして出来上がり!!
実はこのつくり方をレクチャーしてくれたのが、特別ゲストのハイジマ・ボルオ氏。(笑)
彼のハイボールに対する造詣はものすごく深く、常にメジャーカップと「角」をポケットに入れて歩いているほど。カレーにもハイボールだそうです。
私もいつかエバンジェリストになりたいものです。(笑)
で、
そんな、「すごいハイボール」に会う料理がこちら。
どーん!!
「栃木県茂木 安室 明氏の椎茸」
この肉厚感。この時期にしか手に入りません。
椎茸がいい感じで「汗」をかいています。
「すごいハイボール」には「すごい椎茸」が良く合います。
で、これだけで終わらないのが
ハイボールナイトのすごいところ。
何でも合うというのが分かりました。
「宮城県 炙り秋刀魚寿司」。
「名古屋コーチンつくね焼き」。
「福島県相馬漁港 つぶ貝串焼き」。
「野菜スティック 飛騨高山味噌」。
ここに、炭酸水とウィスキーを混ぜて一緒にサーブできる
「ハイボールタワー」が登場となれば、
すっかり忘れられない存在になってしまうわけです。
というわけで、
我が家にあるアルコールの中に、
「角」が追加されたのは言うまでもありません。
ご馳走様でした。
●オマケ記事その1
ちなみに「甘味」とも合います。
「秋田県 比内鶏玉子使用 クリームブリュレ」と「響ストレート」の組み合わせ。
別々に食べても、ブリュレに「響」をかけてもイケます。
●オマケ記事その2
今回お世話になった「響 風亭」は「銀座の水響亭」と並んで、「響」の中でも別格ですが、
「響」の各店でもこういった美味しいお酒と食べ物が楽しめます。
改めてまた利用したいと思うお店です。
●オマケ記事その3
今回のハイボールナイトってネタフルさん、モダシンさん、いちるさん、わださん、マキパパさんをはじめ前回参加された方が大絶賛していたイベントだったりします。
また、カレンの四家さんやAMNの徳力さんがその光景をマーケティング的視点から書いてたり。
で、「角ハイボールの部屋」が出来ていたり。
ただ、食べて飲んで楽しくて終わり、というだけではなくて、ホントにここからハイボール文化がすすむとすごいことだよねー。
ハイボールナイト2の和食マリアージュは凄かった
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初めてブログ見させてもらっています。
なにげなく遊びにきたんですが、
写真の見せ方や枚数の多さにビックリです!
そして内容もちゃんとわかりやすく書いてあって、勝手にブログの書き方学んでました(笑)
また遊びに来させて下さい!
>ゲンキさん
こんばんは!
コメントありがとうございます!
お褒めいただき恐縮です。
ゲンキさんのブログもとても参考になりました。「本」のトリビアに笑ってしまいました!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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