「地域別価格差」と「思いの差」

北海道に帰省すると

  • 「地域別価格」

を如実に体感することが出来る。

「地域別価格」とは同じモノやサービスが利用するエリアよって価格が違うコトを指しますが、業種によって

  • 大都市圏>地方圏

だったり

  • 地方圏>大都市圏

だったりする。

そんな「地域別価格」で、最近話題になったのはマクドナルド。

百聞は一見にしかず。

旭川店のメニュー。

「ビックマックバリューセット」が590円。

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一方、藤沢店はおなじ「ビックマックバリューセット」が640円。

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その差、50円。

理由は

  • 大都市圏のほうが人件費が高いから。

なるほどねー。ひとまず「地域別価格」を体感。納得。

と、思ったのだけど、

そんなにマクドナルドの

  • 「コストにしめる人件費の割合」

って高いのでしょうか?

他のコスト要因として、

「1日あたりの客数」は大都市圏の店舗のほうが多いような気がするし、(写真は品川店)

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逆に「除雪作業」や「ロードヒーティング」等の光熱費は北海道や東北などの地域のほうがかかりそうな気がする。(写真は旭川店)

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つまり、マクドナルドで大きく利益を左右するのは

  • 食材や、
  • 光熱費や、
  • 1日当たりの客数、

ではなく「人件費」なんですねー。

外食産業はほとんどそうなのでしょうか?

ま、考えてみれば「人件費」が占める割合が高そうな「タクシー」とかも大都市圏のほうが高いよねぇ。

というわけで、

  • 飲食業やタクシー等は大都市圏が高い

ということ。

しかし、

  • 鉄道業は地方圏が高い

のは周知の事実だったりします。

ということで、実は「JR」も「地域別価格」を導入しています。

というか国鉄時代から路線によって初乗りや距離別の運賃を分けていました。

こちらの理由はいろいろありますが、端的に言うと、

  • 主要路線のほうが利用客が多いから。

ということ。

でこちらも「地域別価格」を「入場券」で体験。

まずは「品川駅」。130円ナリ。

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つづいて、「藤沢駅」は140円。

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最後に「旭川駅」は160円!!

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「品川駅」と「旭川駅」の入場券の価格差は30円。

入るだけなのに。。。

「入場券」は自動改札化された今では、「運賃」はともかくとして

  • 輸送コストや
  • 利用客数

に左右されないと思うのですがどうなのでしょう?

入場券はそもそも

という「特殊需要」以外は普通は

  • 「お見送りする時」

に使うものだと思います。

その別れの際にお客様が払うコストが違うのはいかがなものでしょう?

その別れに対するの

  • 思いの「重さ」

には地域によって差はないと思うのですが。

3件のコメント

入場券の価格が違うというのは知りませんでした。全国一律ではないのか。。。どこが一番高いんでしょうね。

>daizoさん
こんばんは!
最近知ったのですが、入場券が売られている自動券売機って限られているんですねー。あまり需要がないのでしょうか?昔と違って上野駅とかでも需要は確実に減っている感じがします。でも品川ではエキュートで買い物するのに入場券を買って買い物している人がいるらしく、何が需要を喚起するかわかりませんよね。超有名な「駅そば」とか構内に出来ると急に入場券が売れるるんでしょうけど!
そう考えると構内に有名ラーメン店を誘致すると賃貸料と入場券料が入っていいかも!

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