おそらく、
- クライアント側
でサラリーマン人生を終えていたら、一生受けることはなかったであろう研修を、
金曜日と土曜日を使って受講して来ました。
クライアント側の気持ちや状況を理解して、ニーズをきちんと把握して、それにあった提案をしましょう。
という一連の流れを教材とロールプレイングを繰り返して学ぶわけです。
その中で、
印象に残った事がふたつ。
ひとつは
ロールプレイを通じて、それぞれの仲間のトークを学ぶことができたこと。
そして、何よりもう一つは
弊社監査役でもある今回のトレーナーが2日間の研修の最後の最後に、
私達に向かって、
「一番大切なのは社内で表彰されたり、受注金額を伸ばすことじゃないんだよ。
クライアントから「ありがとう」って感謝されることなんだ」
っておっしゃって涙を流したこと。
いやー、それまで和気藹々と進んでいた研修でしたが、
その涙の一滴一滴が流れるたびに研修会場の雰囲気が一変しました。
その人はその涙はウン十年も前にクライアントから言われたその一言を
思い出して涙をしているわけで、
自分を振り返ったときに、
- いまの仕事についてクライアントから「ありがとう」って感謝されたこと
ってないよなー。
と思ったり、
逆に数年前にクライアント側にいたときに
- 一緒になって一生懸命夢の実現のために奔走してくれたパートナーの皆さんに「ありがとう」って感謝したこと
がどれだけあったかなー。
と思ったり。
ベンダー側になってわかることってそういった意味ではホントに多くって、
もっと私も「ありがとう」って感謝をしてあげたらよかったなー。
とか思った次第です。
だってその言葉だけで20年以上経っても涙をしてくれるヒトがいるんだぜ。
そんな思い出を一緒に作ることのできる営業マンになりたいなーと
思った次第です。
通常の営業研修って
「いかに特約店やクライアントを丸め込んで売るか」
みたいなテクニック伝授てきなところがあるけれど、
この研修で学んだことは
そういったテクニックではなくて
「ハート」
だったわけです。
2日間、本当にありがとうございました。
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