「お気軽にご利用ください。」
ってサービスがよくありますが、某生命保険のラウンジがこちら。
すっごくキレイで、何名か座って利用している感じ。
さらに、バイクが飾ってあったり、
こんな看板も。
いまって生保各社はどこもサービス強化を売りにしているよねー。
っと思ってどんなところだろう、と入った瞬間、
- 「いらっしゃいませー!」
と今まで座っていたお客様風と思われた人全員から声が発せられた。
そうです。お客様として入っているのは唯一私だけでした。。。
その瞬間にとっても居づらくなってすぐに出てきてしまいました。
中はとってもキレイなのにねー。あまり利用するお客様はいないらしい。
こういった、サービスの背景には、会議の中で、
- Aさん:まずはお気軽に利用してもらうために書籍を置いて気軽に利用してもらおうよ!
- Bさん:でもお客様が誰もいないと入りずらいよねー。
- Aさん:じゃあ、スタッフがテーブルを使って人が利用しているように見せたらいいんじゃない?
- Bさん:でも、保険の相談とか目的のあるお客様がきたらどうするの?お客様として座っているの?
- Aさん:だったらお客様が入ってきたら「いらっしゃいませー!」って声をだせばいいんじゃない?
といったやりとりがあったと思われます。(関係者の皆さん、勝手な想像ですので、違ったらゴメンナサイ。)
結局言いたいコトは、このラウンジにかぎらず、
「お気軽にご利用ください」
というサービスって難しいよね、ってこと。そこが
- ビジネス街なのか住宅街なのか
- 利用客層「子供連れ?シニア層?」
- 利用してもらう目的「集客?見込み客作り?」
とかによっていろいろ変わるけど、
ホントにタダでお気軽に利用できる場所を積極的に利用する人々と企業がホントにおもてなししたいと思っているターゲット層が往々にして合っていないことが問題だと思われます。
つまり
- ある程度敷居を高くしてそれでも入ってくるお客様に、精一杯のおもてなしをする
のか、
- ほんとに千客万来であまねく人々をおもてなしをする
のか、それぞれ手法が違うのかなぁと。
前者は間違いなく銀行、生保、証券など金融機関かなぁ。レクサスのショールームとかもそうかも。
後者は、???
思いつかなかった。
後者のビジネスモデルが成り立っている企業があればそれはすごい発見だと思います。
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