先日
最近お気に入りの
のマスターから
アードベックのテイスティングセミナーをやるのでよければどうぞ!
とお誘いを受けたので、喜んでいそいそと。
このアードベッグというのは、知る人ぞ知るシングルモルトでありまして、
個人的にはボウモアの上をいく、最強のピーティなウィスキーなのです。
ですが、輸入量が絶対的に少ない。
それが、今回
「買えるときに買っておけ!」といわれる
アードベッグスーパーノヴァ2010
を含む4種類のアードベックを楽しめるという夢のような企画。
そして講師の方が、
アードベッグ蒸留・製造責任者のビル・ラムズデン博士
というこれまた豪華な講師。
で、
4種類を博士の独特の表現とともにどうぞー!
1杯目は、
Arebeg New make spirit
蒸留仕立てのお酒。アルコール度数69%
プラムの香りとともに甘さもあり、オイリーでタールの味がします。
うーんパワフル。
つづいていただいたのが、
Ardbeg 10YO
香りは、うなぎの燻製、キューバ産の上質な葉巻、エスプレッソ
味は、チョコ、バニラ、1,2秒してタール、スモーキーのパンチの雨あられ。
そして、ひとつ学んだのが
こーゆーお酒は水割りにすると味も香りもやわらかくなって芳醇になり
違うお酒として楽しめるということ。
上記のお酒はライムジュースの香りとせっけんやワックスの香りや味も加わります。
ちなみに水で割ることを
- 蛇を放つ
という表現があるそうです。
なんかカッコイイ。
これから使い倒します。笑
つづいて、
Ardbeg 10YO first fill Bourbon cask
実際は11年だそうです。アルコール度数57%
こちらはミント、キャラメル、トフィーの香りとともに
胡椒、クリーミーバニラ、消毒薬、ユーカリ、のどあめの味がします。
ちなみに
- 「蛇を放つ」
と、硬さがとれてモルティでビスケットでフルボディになる感じ。
うーん、「味の表現」ってさまざまだねぇ!
で、
最後に真打登場!
Arsbeg Supernova 2010!!!アルコール度数60.1%
その名のとおり、
味も香りも
- 超新星
なわけで、
ピート臭をあらわす単位でppmというのがあるのですが通常は50~60(これでも高い)のですが、このスーパーノヴァは100以上!
まず香りで鼻がやられます。いい意味で。
ペパーミント、土、そして背景にクリーム、ナツメグシナモンの香り。
味は塩、チェリー、チョコレートの甘さもほのかに感じます。
が
そのあとの口の中の広がりとのどを伝わ感覚はは超新星の爆発かと思う熱さ!
そこにさらに「蛇を放つ」と
バルサミコ酢、松脂の香りに加えて、リッチでタリーでエスプレッソな味わいが顔をだします。
そんな
リッチな表現をききながらテイスティングをするひと時は
まさに
コクのある、豊かな時間でした。
お誘いいただき本当にありがとうございました。
ちなみに今回のお店は
全国にも18店くらいしかない
THE ARDBEG EMBASSY 2010に選ばれている名店。
世界中にいるアードベギャン(アードベッグ愛好家)をいつでも迎え入れ、また、アードベッグの魅力を伝えアードベギャンを増やす役割を担っているとのこと。
アードベッグについて熱く語るならこちらの吉田オーナーを訪ねるがよろし。
もちろん初めての方でも親切に教えてくれるので安心して楽しめます。
●SERENDIPITY-BAR(セレンディピティ バー)
・住所:港区六本木4-1-12 六本木ディオーネビル B1
・電話:03-6277-7151
nikko81です。
いいですねぇ、アードベッグを
堪能されてるようですね。
Supernova 2010はわたしも好きで、
ボトル買いしました。
「蛇を放つ」という表現はいいですね。
一般的には、香りが開くというと思いますが、
わぁっと香りが立ち込める感じを
見事な比喩で表していると思います。
まだまだわたしもいろんな表現を見聞きして、
自由に表現できるようになりたいです。
>nikko81さん
こんばんは!
Supernova 2010
いいですよねぇ!
博士も、
出会ったらすぐ買いなさい!とのことでした!
私はこれからは
ストレートで半分飲んで残りに「蛇を放つ」ことにします!
初めまして!!
長野県でバーテンダー見習いをしている者ですm(__)m
最近個人的にアードベックが大好きでスーパーノヴァを買いました!!!
ネットで色々調べている内に貴方様のblogを拝見しました!!
講習会!羨ましいです(>_<)
私ももっと勉強していつか「アードベギャン」になりたいです!!!
そちらのBARにも近々行ってみたいと思います!!!
素敵な情報本当にありがとうございましたm(__)m[E:shine]
>バーテンダー見習いさん
こんばんは!
ブログお褒めいただいて恐縮です。
ぜひ機会がありましたら、こちらの
オーナーを訪ねてみてくださいませ!
またバーテンダー見習いさんがお店を出した暁には
教えてくださいませー!