松重豊さんが主演・監督を務める劇映画 孤独のグルメが東京国際映画祭に出品されると聞いていそいそと。
今回は、ガラ・セレクションに出品とのこと。
屋外のスクリーンでも告知されておりました。
で、いよいよ上映開始。もちろん満席でございます。
日本での公開は2025年1月10日とのことで、内容は詳しく触れることはできませんが、
- 観た後は必ずお腹が空いている
という状況になることは間違いありません。
一つだけ感想をあげると、久しぶりにドライ納豆を食べたくなりました。
国内線でもファーストクラスで配られているおつまみですが、JALの通販サイトでも入手することが出来ます。
でですね、肝心の劇映画のストーリーはまだ封切前なのであまり語ることが出来ないのですが、最後に松重豊さんが舞台挨拶に登場していただき、感無量でございました。
松重さんのコメントで、
- スタッフがこの番組からどんどん卒業してしまうことへの危機感
や、
- 観客に向かって「今回は聖地巡礼大変だよw」
といった返事からも、この映画に対する思いや、スタッフへの気遣い、そして「孤独のグルメ」ファンへの愛情を感じることが出来ました。
ただ、少しだけ残念だったのは運営側の
- 松重さんの撮影はメディア以外の方はお断りします。
とのコメントとその徹底ぶり。
今回はscreen12での上映だったのですが、松重さんのインタビュー中にこの会場に10人以上スタッフが目を光らせて、スマホを手に持っているだけで、「スマホしまってください」と注意される事態。
そして松重さんのインタビューの後は、
「はい、ここからは松重さんのスチルの撮影になります。メディアの方どうぞ。」
とのコメントとともに
- メディアの方は前方で写真をバシャバシャ撮影
して、それを
- チケットを買って有料で入場したファンはその光景を後ろでただ見ているだけ
という何とも言えない空気感になりました。
これ、いつも思うのですが、
- メディアとソーシャルメディアの垣根
ってどこに線があるんでしょうね。
- チケットも買わずに作品も見ずに終了後の舞台挨拶の時間だけドヤドヤと入ってきて写真をとるメディア
と、
- 孤独のグルメシーズン10までに放送された店舗は「広島の一見さんお断り」のお店以外は北海道から沖縄まですべて聖地巡礼して、今回も上映を楽しみにしているブロガー
と、どちらを向いて仕事をしているんだろうなあと思います。上記のブロガーは私の友人で、今回も発売日にチケットを買ってくれて一緒に行ったのですが、そういった熱い思いを持っているファンを置き去りにして、メディアだけに撮影を許可する運営者の姿勢が、旧体質だなあと感じた次第です。特にこういった趣味嗜好性の強い作品は
- 1万人の映画好きが見るサイト<<<<100人の孤独のグルメファンが集うサイト
という構図が成り立つと思うのですがいかがでしょうかね。
まあ、松重さんは観客に向かって、
「ぜひ皆さん、良い映画だったよ!って周りの皆さんに進めてくださいね!」
っておっしゃっているくらいだから、肖像権とかいろいろあって運営者側が撮影禁止にしたのだろうけど、せめて、
- 席を立たずにその場で松重さんの撮影は可能です
くらいのルールであれば、それを松重さんの口から
「皆さん、良い映画だったよ!って進めてくださいね。写真も撮っていただいてよいですよ。ただしストーリーはネタバレなしで!」
とか言うだけで、さらにファンは松重さんを好きになって、SNS等で周りにもおススメするし、全国で封切した後にも改めて観に行くと思うんだよなあ。って感じた次第。
まあそれでも今回お誘いいただいた私の友人は、その熱量は冷めることなくまた聖地巡礼に出発するんだろうなあと思っております。
松重さん、関係者の皆さん、素敵な映画をありがとうございました。
友人にはまったくかないませんが、私の聖地巡礼のレポートはこちら。
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