いやー、
どのようにこの衝撃の作品が映像化されるかとっても興味があったので、
このGWに早速借りてまいりました。
で、
わくわくどきどきしながら、映像を見たのですが。。。
===かなりネタバレあります。===
やっぱり、
これだけ読み応えのある本を、2時間の映像にまとめるのはとても至難の業なんだなーとおもったり。
まず、原作から改変されているところがたくさん。
- 主人公が長峰というより、刑事の織部になってる?
- ペンションでの女性とのやり取りがまったくなくなっている
- 猟銃を最初から持っていない
- 長峰のケータイにかけてきているヒトが違う
とかとか。
でも、一番の大きなポイントは
- 長峰の娘が殺されるまでのシーン
と
- 長峰が犯人の1人の部屋に入って犯人を刺し殺すシーン
があまりにも違ったなー。
原作では
長峰という役を通じて、
少年犯罪とか、少年法とか、もっと重い問題が背景にあって、
それを執拗なまでの残虐なシーンを展開することにより
ラストシーンまで息の抜けないストーリーになっていたと思うんだけどナー。
その人間の心理とか描写がちょっと割愛された感じが否めなかったわけです。
だからラストシーンでも
それを踏まえての駅前の雑踏を迎えるのか、そうでないかで、大きく印象がかわるわけです。
ま、
これは個人的な感想なのですけどね。
あと、原作を読んでいるかどうかでも、
この作品に対する感想は変わるかと思います。
もし、これだけ原作に入れ込んでいなければまた見方は変わったかもしれません。
今年のGWはそんな感じで、気になった作品をつらつらと見ようかと思っております。
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