さて、こだわりのミニトマトを作っている斉藤農園さんで収穫体験イベントがあると聞いて旭市へいそいそと。エントランスからしてこだわりが感じられます。
実はこの歳までミニトマトの収穫体験はしたことがなく、今回が初体験。ビニールハウスには持参したスリッパに履き替えて入ります。土足厳禁なんですね。
そしてこちらが斉藤農園の斉藤さん。イケメンパパですが、そのさわやかな風貌からは想像もつかないほどの「ミニトマト」に対する熱いこだわりがある方なんです。
今回もいろいろ話を聞きましたが、一番感動したのは
「糖度が上がらない」→「糖度をあげるために水やりを少なくする」→「糖度が高いミニトマトができる」まではみんなやるのですが、その後に
「ミニトマトを収穫した後、水やりの量を戻す」→「水分が一気に吸われ、次の収穫予定のミニトマトが割れてしまう」
といったことがあるので、ミニトマトに無理をさせないように育てていますということ。
確かに自分の子どもだったら喉が渇いているときに水を少ししかあげないで育てるなんてことはしませんよね。というわけで、自分の子どものように愛情いっぱいに育てているのがお話を通じて伝わってきました。
そして斉藤さん自らミニトマトの獲り方をレクチャーいただいて、早速収穫開始!
もう先ほどの話を聞いて、こんなにきれいになっているミニトマトが美味しくないわけがありません。
そして今回子ども連れで参加したのですが、子どもの収穫体験としてはミニトマトってちょうどいいかも。
普通のトマトやリンゴだと子どもには大きすぎるし、イチゴやブドウだと、ちょっと力を入れすぎると傷んでしまったりするのですが、このミニトマトは実の部分に触れないでその上の茎の部分を折って収穫するので、子どもにもちょうどよいのです。
収穫したらその場でパク!今まで苦手だったトマトをこんなに能動的に食べてくれるなんて!
ちなみに斉藤さんはミニトマトだけでなく、職場環境を改善することにも尽力されていて、ビニールハウスにもWi-Fiを飛ばしてタブレットで生育状況や光合成の状況をチェックしたり、
オフィスの建物の番地風なアレンジや、
オフィスの中だけ見ると、どこかの会社のオフィスみたい。こうしたデザインやアイデアは奥様が立案されているそうです。
とっても素敵なご夫婦でしたよ。
さっそく自宅で収穫したミニトマトをそのまま味わいました。本当においしかったなあ!
ちなみに食べチョクやパルシステムでも流通しているそうなので興味のある方は下記よりチェックしてみてくださいね。
そして今回の主催である「ちば食べる通信」。
こちらは、
- 千葉の農産物
- その生産者の思いがぎっしり詰まった冊子
が毎月セットになって送られてくるんです。
そして今回のように生産者の皆さんと触れ合えるイベントもあったりします。
「食育」の重要性が叫ばれる中で、今回のイベントに参加したのも、子どもをトマトの美味しさに触れてもらおうと考えたから。
おかげ様でうちの子どもは、今まであまり食べなかったトマトを現地で自分で収穫して、
その場で食べるという、とっても至福な体験をすることが出来ました。
ちなみに「ちば食べる通信」で過去にいただいた農産物は、
ワンドロップファームの天然はちみつ。
ならさんのキュウリ。
アフロきゃべつ。
梶さんのイチゴ。
それと一緒にその生産者がどのようにこだわって作っているかという冊子が同梱されます。
ただいま定期購読募集中とのことで、興味がある方は以下からお申し込みくださいませ。
今回は主催者の佐藤さん、そして斉藤農園さんにとってもお世話になりました。
おかげ様で子どもはトマトが好きになりましたよ。
本当にありがとうございました!
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