成田空港の近くにある「成田市さくらの山公園」ですが、飛行機の撮影スポットとしては全国的にも有名なスポットであります。特にお花見のシーズンは「桜と飛行機」を一緒に撮影できる場所して大賑わい。そしてマニアだけでなく子ども連れでも楽しめる公園としても有名です。さっそく楽しみ方や混雑状況をお届けします。
成田市さくらの山公園ってどんなところ?
この公園おすすめは何といっても家族で楽しめるということ。こういった飛行機や鉄道の撮影スポットというのは、コアなファンがピリピリした空気を張り詰めて、少しでも子どもが走り回ろうとするなら怒られかねない状況の場所がありますが、この公園はお花見に来る家族連れも多いため、そういった雰囲気がありません。
そして飛行機が来るまではのんびりベンチに腰掛けてまったりすることもできます。
公園自体はとっても広いので、飛行機に興味が無くても子どもと一緒に散策することが出来るのも大きなポイント。
また、あまり知られていないですが、京成線も楽しめる場所も公園内にあるんです。鉄道好きの子どもにはこちらの場所が良いかもしれません。
疲れたら「さくら館」で休憩しましょう!
さらに、公園で遊び疲れたら、休憩もできる「空の駅 さくら館」も公園内にあります。
館内には、飛行機グッズを売っている専門店もありますし、
奥には大きなモデルプレーンもあります。歴史を感じさせますね。
そして売店には成田の特産品のほかに、
JALとANAのグッズもきちんと半分ずつコーナー分けされて展示されておりました。
「ですかい」シリーズはすべての種類が販売されておりました。
軽食をいただくことができるスペースもあります。
もちろんトイレもありますし、おむつ替えスペースも完備。
駐車場の混雑状況はどのくらい?
さて、行きたい!となった時でも駐車場が混んでいては楽しむことが出来ません。ではどのくらいの混雑状況でしょうか。ピーク時と平常時の週末で比べてみました。
こちらがお花見シーズンの駐車場。誘導員が案内してくれますが、常に満車。また右折進入が禁止になります。
ただ、駐車場自体は広いのと、遊園地のように1日中遊ぶわけではないので回転もするので、ずっと入れない状況ではありません。
また、お花見のピーク時以外は右折入場も可能で、週末でも駐車場は空いています。なのでお花見ではなく公園自体を楽しむのであれば、桜のシーズンを避けての利用が「密」を避ける意味でもよいかもしれませんね。
肝心の飛行機はどのくらいの距離で見ることができるの?
肝心の飛行機ですが、実は滑走路には近いのですが、成田空港の滑走路はとっても長いので、ターミナルに駐機している飛行機は、ほぼ見えません。
そして飛行機ファンでしたらすでにご存知かと思いますが、風向きによって離着陸する方向が変わります。基本的に、風の吹く方向と反対に離着陸します。そして飛行機を見たり撮影したりするのであれば、圧倒的に
- 「さくらの山側から着陸してさくらの山側から離陸」
する風向きの時がおすすめ。
逆向きだとあまり迫力あるシーンを体験することが出来ません。その理由は成田空港の大きさにあります。
成田空港のA滑走路は4,000メートル。日本で最長の滑走路です。大型機であれば、端から端までしっかり使って離陸するのですが、小型機の離陸の場合は「さくらの山」側に向かって離陸する場合、滑走路の中央付近から離陸してしまうので、頭上に来たときはこのくらいの大きさでしか見ることが出来ません。
ただ、大型機の場合ですとこうして近くに見ることもできます。
逆に「さくらの山」側から着陸や離陸をする場合は大迫力!
着陸時はこの大きさで見ることが出来ます。今回は偶然にも真っ白い機体を見ることが出来ました。
こうして子ども連れでも楽しむことが出来ますよ。
またこういった風向きでの運用の場合は「さくらの山」側から離陸するのですが、滑走路の端まで来て、離陸体制を整えるので、機体をじっくり見ることが出来ます。
成田空港だと、国内空港では普段見ることが出来ない航空会社も楽しむことが出来ます。
こうして様々な航空会社の機体を見ていると旅行に行きたくなりますね。
もし飛行機撮影が目的であれば風向きによっては「さくらの山」と反対側に位置する「ひこうきの丘」を利用するのもよいかもしれませんね。
いかがでしたか。「さくらの山」は飛行機ビューだけでなく、散策もできる場所がたくさんあって子ども連れでも楽しめるスポットです。駐車場もピーク時を含めて無料なのも嬉しいですよね。
参考になれば幸いです。
というわけで、良い旅を!
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