韓国・釜山を代表するビーチリゾート、海雲台に行ってきました。今回のお目当ては、海雲台海水浴場で開催されている「海雲台砂祭り」です。
海雲台といえば、青い海、白い砂浜、高層ホテルやマンションが並ぶリゾートらしい景色が魅力のエリア。その砂浜に、期間限定で巨大な砂像がずらりと並ぶイベントが「海雲台砂祭り」です。

2026年の開催期間は5月15日から5月18日までですが、砂像作品の展示は6月14日まで続くとのこと。お祭り本番の期間を過ぎても、しばらくは作品を楽しめるのがうれしいポイントです。会場は海雲台海水浴場と海雲台広場周辺。観光客にもわかりやすい場所で、海雲台観光の途中に立ち寄りやすいイベントでした。
海雲台の砂浜が、まるごと屋外美術館に
会場に着いてまず驚いたのは、砂像の大きさです。
砂浜に小さな作品が点在している、というレベルではありません。まるで建物のような大きさの砂像が並び、海を背景にした巨大な屋外美術館のような雰囲気でした。

遠くから見ると、砂でできているとは思えないほど立体感があります。近づいてみると、人物の表情、建物の窓、橋や波の細かな造形まで丁寧に作り込まれていて、「これが本当に砂なのか」と思わず見入ってしまいました。

特に印象的だったのは、海雲台の砂浜そのものを活かした展示の見せ方です。作品の背後には青い海が広がり、反対側には高層ビル群が見えます。自然のビーチ、都市の景色、そして砂像アートが一体になっているのが、海雲台ならではの魅力だと感じました。

2026年のテーマは“砂で巡る釜山の時間旅行”
2026年の海雲台砂祭りは、釜山の歴史や文化を砂像で表現する内容になっていました。釜山市の案内でも、2026年の海雲台砂祭りは「砂で巡る釜山の時間旅行」をテーマに開催されたと紹介されています。

会場には、釜山の街並みや歴史を感じさせる作品、海に関わる暮らしを表現した作品、映画や都市文化を思わせる作品などが並んでいました。
写真を撮りながら歩いていると、単に「すごい砂像を見るイベント」というだけではなく、釜山という街を砂のアートでたどっていくような感覚があります。

韓国らしい建物や人物の表現、海女をテーマにした作品、船や波をモチーフにした作品など、海の街・釜山らしさが随所に感じられました。
細部まで見たくなる砂像の迫力
今回見た中で特に印象に残ったのは、人物像のリアルさです。
砂で作られているにもかかわらず、顔の表情や服のしわ、髪の流れまで細かく表現されています。近くで見ると、彫刻刀で削ったような繊細な線がいくつも重なっていて、砂の粒の質感まで作品の一部になっていました。

海女をテーマにした作品では、海の暮らしや働く人の力強さが伝わってきます。波を表現した作品では、砂でありながら水の動きまで感じられるのが不思議でした。

また、釜山国際映画祭を思わせるような作品や、都市の建物が積み重なるような作品もあり、ひとつひとつの砂像に物語があります。写真で全体を撮るのも楽しいですが、近づいて細部を見ていくと、さらに面白さが増していきます。
海を背景に撮れるので写真映えも抜群
海雲台砂祭りの魅力は、作品そのものだけではありません。
会場が海雲台海水浴場なので、どの角度から撮っても背景に海や空が入りやすく、写真映えします。晴れた日は青空と海の色がとてもきれいで、砂像の陰影もくっきり出ます。
午前中や夕方など、光の角度によって砂像の表情も変わりそうです。私が訪れた日は天気がよく、砂像の立体感がしっかり見えて、写真を撮るにはかなり良いタイミングでした。

砂像の前にはロープが張られているため、作品に近づきすぎることはできませんが、その分、全体をきれいに見渡せるようになっています。広角で撮ると、砂像と海雲台の海、周辺の高層ビルまで一緒に収まり、釜山らしい一枚になります。
砂の展望台のような作品も
会場には、上に登れるような大きな砂の山のような作品もありました。
階段と手すりが設けられていて、砂像をただ眺めるだけではなく、少し高い場所から海雲台の海や会場全体を見渡せるようになっていました。巨大な砂の造形物の中に、人が歩ける導線があるのは面白い体験です。

下から見ると砂の壁のように見えますが、近づくと細かな彫刻が施されていて、単なる展望台ではなく、ひとつの大きな作品として楽しめます。
海雲台の砂浜を歩きながら、作品を見て、写真を撮って、少し高い場所から海を眺める。短時間でもかなり満足感のあるイベントでした。
海雲台観光とセットで楽しみやすい
海雲台砂祭りは、観光の合間に立ち寄りやすいのも魅力です。
会場は海雲台海水浴場周辺なので、地下鉄やバスでアクセスしやすく、周辺にはホテル、カフェ、飲食店も多くあります。海沿いを散歩したり、近くの市場やカフェに寄ったりしながら楽しめるので、釜山旅行の予定にも組み込みやすいイベントです。

海雲台はもともと釜山を代表する観光地ですが、砂祭りの期間中はビーチに特別感が加わります。海水浴シーズン前でも、砂浜を歩くだけで十分楽しく、アートイベントとしても見ごたえがありました。
無料で楽しめるのもうれしいポイント
海雲台砂祭りは、基本的に砂像展示を無料で楽しめるイベントです。釜山観光の途中でふらっと立ち寄れる気軽さがありながら、作品のスケールはかなり本格的です。Visit Busanの案内でも、海雲台砂祭りは海雲台海水浴場と海雲台広場一帯で行われ、利用料金は無料、体験プログラムは有料の場合があると紹介されています。

海外旅行中は、観光施設の入場料や移動費が積み重なりがちですが、こうした無料で楽しめるイベントはありがたい存在です。
しかも、ただ通り過ぎるだけではもったいないほど作品数も多く、じっくり見て回るとかなり時間を使えます。写真を撮るのが好きな方なら、さらに楽しめると思います。
まとめ:海雲台の海と砂像アートを一度に楽しめるイベント
海雲台砂祭りは、釜山らしい海の景色と、巨大な砂像アートを一度に楽しめるイベントでした。
砂で作られているとは思えないほど精巧な作品が並び、海雲台の青い海を背景にした景色はとても印象的です。作品ごとにテーマや表情が違うので、歩きながら見ているだけでも飽きません。
釜山旅行で海雲台を訪れるなら、開催時期に合わせてぜひ立ち寄りたいイベントです。お祭り期間中はもちろん、2026年は砂像展示が6月14日まで続くため、期間中に釜山へ行く方はチェックしておくとよさそうです。

海雲台のビーチ、青い空、そして砂で作られた巨大なアート。釜山らしい開放感を味わえる、とても楽しいスポットでした。
という訳で、良い旅を!




















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