さて、現存12天守の最北端、青森県弘前市にある弘前城にいそいそと。
しかし現地で目にしたのは、普段とは少し違う弘前城でした。
天守入口には、
「2025年11月24日から数年間、天守内部公開休止」
という案内。
現在は石垣修理・天守曳戻し工事・保存修理工事の準備が進められており、内部見学はできない状態となっています。

“動いた城”として知られる弘前城
弘前城は、石垣の崩落対策のため2015年に天守を曳屋(ひきや)で移動。
約400トンもの天守をそのまま動かしたことで、「動く城」として全国的な話題になりました。
そして現在は、修理を終えた石垣の上へ再び天守を戻す「曳戻し工事」を控えている状態。
2026年には約11年ぶりに元の位置へ戻る計画が進んでいます。

工事中だからこそ見える“世紀の大改修”
現地では、巨大な鉄骨の工事設備も見ることができました。
これがまた圧巻。

「観光地の工事」というより、文化財保存の国家プロジェクトを見ている感覚です。
数百年先まで弘前城を残すための工事が、今まさに進んでいる。
そう考えると、この風景そのものが歴史の一場面に感じられました。
中には入れなくても、外観は十分美しい
今回は天守内部には入れませんでしたが、外から眺める弘前城はやはり素晴らしい存在感。
白い漆喰の壁と緑青色の屋根。
さらに弘前公園の桜や木々との組み合わせが本当に素敵でした。

「今しか見られない弘前城」という言葉が、まさにぴったりでした。
公園内の雰囲気も素晴らしい
弘前公園内は、石垣・お堀・桜・古木が織りなす風景が本当に美しく、歩いているだけで楽しい空間。

石畳の坂道や木製の柵など、城郭らしい景観も残っており、“東北の名城”らしい空気感を存分に味わえました。

春の桜シーズンはもちろん有名ですが、新緑の時期もかなり良いです。
数年間見られなくなる前に訪問できて良かった
弘前城天守は、今後しばらく内部公開が休止予定。
さらに今後は保存修理用の覆屋が設置され、外観が見えにくくなる時期も予定されています。
だからこそ今回、
- 仮移転中の姿
- 工事が始まる直前の景色
- “世紀の大改修”の現場
を見ることができたのは、とても貴重な体験でした。

「完成した弘前城」ももちろん楽しみですが、
“変化の途中にある弘前城”には、今しかない魅力がありました。
工事が完了したらまた観に行きたいと思います。
という訳で、よい旅を!
●弘前城
・住所:〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1-1
・電話:0172-33-8739






















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